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本体の「路面電車の写真」「寄り道写真集」と重複する写真が有ります。

iroiro
2014年5月14日(水)

夜も更けて車は南へ南へと快調に進む。
ポアチエからリモージュへの田舎道を選ぶ。車はとても少ない。坂、カーブは多い。
アルプス地方を除けば一番の丘陵地帯だ。霧が非常に濃くなる。

《 今回最大「事件」なので色を変える 》
対向のトラックのライトで一瞬、前が全く見えなくなる。ガリッと音がする。
ハンドルが右にとられる。ヤバイ-----
停めて降りる。右のタイヤの側面に傷が入り急激に空気が漏れている。瞬時にこのタイヤはもう使えない、と分かる。
歩道の縁石に当ててしまったのだ。
時々大型トラックが通るからゴトゴトと走行面から外れた所まで移動する。
廻りを見渡す。小さな村の村はずれだ。もちろん真っ暗だ。
タイヤ交換だ。タイヤは良いのが入っている。ジャッキアップを始めるがジャッキがまるでオモチャで使い物にならない。
助けを呼ぶ以外にない。携帯を出す。時刻を見る。2 時 3 0分だ。そして今、摂氏 1 度だ。
AVIS の緊急連絡先に連絡する。出たのは勿論フランス語だ。英語がわかるのを探すから、しばらくして掛けてくれ、
と多分言われたと思う。どのくらい経ったか記憶がないが、しばらくしてから掛ける。代わって英語を話す人が出る。
日本語も少し話す。英語は私より上手だ。日本語は私の方がうまい?。
私の名前、借り出し場所、契約番号、車種、等順に話す。
そして最大の難関、ここはどこ、だ。
通常村の名前とか、この道を曲がると何々村に行けるとかの標識が有るものだがたまたま何もない所だ。
一度電話を切って廻りを探してくれ、と言う事で村の中心とおぼしき方に進む。500m 位歩いても何もない。
すると殆どあばら家に等しいバーと書いてある “ あばら家 ” がある。スペルを読み上げる。
すると一発で場所を特定出来たのにはビックリした。

数分後、か十数分、か二十数分かちょっと記憶にない。
が、1 時間程の所の契約工場のオヤジが起きてくれると言う事でひと安心する。
これは大変ラッキーで以前知人に 5 時間助けを待った、と云う話を聞いた。
あとは待つだけだ。今まで 4 回パンクしているが私自身のミスは今回初めてだ。誰にも文句を言えた筋合いではない。
プロが来てプロ用のジャッキを使えばものの 5 分だ。
本来ならチップは 50 だが 10 で勘弁してもらう。チップに保険は利かない。
(この電話代の引き落とし額 3800 円)
5 時に走り出す。廻りは既に明るい。でも時折、霧が濃くなる。スペアはもうない。注意が必要だ。

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霧が時折濃くなる
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シャバに戻った感じ

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11 時 30 分 ツールーズ着
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終点の P+R にジャスト到着するからすごい!


まずコーヒーを頂かないと、そしてジャッキの手の汚れも落とす。コーヒー 2.5 ユーロ!

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tiket 一日券 5.5 ユーロ

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ibis budget、 ここはどういうわけか至近に 2 軒ある。

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ここは改装、あるいは新装でベッドが鉄パイプではない。 テンキーも新型だ。
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そして今日は高い日!

ibis budget は今まで E tap と言う名称だった。何日か前に触れたが経営戦略によるものと思われる。

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もしかして前回と同じ部屋かな?、目の前は航空博物館

今夜の宿   ibis budget ツールーズ 58€

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