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本体の「路面電車の写真」などと重複する写真があります





2006年10月30日 (月)

今回のクシェット(簡易寝台)は程度が良い、つまり寝心地が最高だった。
さらに寝る前にボトルの水、朝はパン、コーヒー、オレンジが出た。

同室の「デンヴァー君」がフィレンツェで降りて一人になったので生乾きのパンツ、靴下など広げて干す。

一昨年もこの区間、クシェットで一人だった。
今回は運行の都合と思うが旧線と新線を行ったり来たりしている。横並びの所が何ヶ所かある。
どうも抜かれている方が多い。 快適な旅はローマに着いてしまう。

今日はラクイラの建設中を見に行くのでローマ滞在はあまり取れない。
さらにペスカーナ行きはテルミニ駅からではなくティブルテイーナ駅からだから移動時間が必要だ。
荷物を預けて駅至近で郊外電車とトラムを押さえる。 右の壁は駅舎

郊外電車の鉄道名を未だに確認していない。


この形のトラムが一番好きだが型式は未だに調べていない


 ローマトラム

地下鉄でチョットスペイン広場へ、 何でこんなに人がいるんだ!!




急いでティブルテイーナ駅に来たのに車輌故障で 30 分経っても出ない! 別の車輌に乗り換えだ!!

この線はトーマスクックで景勝路線となっているが窓が猛烈に汚れていて外が見えない!

猛烈にぶっ飛ばして 35 分遅れでバスに乗り換えのアベツァーノ駅に着く。
バスが接続のために待っている。 予定どおりラクイラに着く。

バスの窓から、 結構「山奥」だ。

町は想像を超える立派さだ。(追記 - 2009 年に大地震で壊滅的破壊を受ける)



中心部の広場、美しい。


広場の ( i ) で聞く。係のオネエサンが話好きで 30 分、時間を無駄にする。


トラム工事中の車庫

(追記 - 地震で工事は中止になっているようだ)




( i ) に戻って宿を頼む。 ペンションだ。  4600 円、朝食付
またまた着くのに 1 時間以上かかる。バスの運ちゃんにメモを示して下車停を頼む。
終点に着く。運ちゃん、忘れたと言う。折り返し 20 分待つ。戻る。「まだか」と聞く。いけねーーー
2~3 停過ぎちゃった!! 20 分程歩く。 看板が無いので 15 分程探す。着く。

当然バス代は片道


住宅街の邸宅だ! 全ての動線が長すぎる!  主人は住んでいないのは経験済。

今日の宿  ラクイラ ペンション 4600 円 朝食付 簡略



2006年10月31日 (火)

朝食は私と親子連れ 3 人、計 4 人だ。  主人はいない! 常識外だ!
ダイニングキッチンは立派だが置かれてる朝食材料は立派ではない。


チャッカマンがつかない! ガスレンジが自動着火でない。
ガラス容器で電子レンジで湯を沸かす。私って頭いいな! コーヒーが飲める。
親子連れは子供のために良い勉強になっただろう。

同じ道をローマに戻る。 ローマのトラムはある程度押さえている。
 かねてより気になっているオルビエートに行く事にする。 130 Km 程度だ。
幸い 15 時 14 分発が間もなく出る。 1 時間 20 分かかって着く。
町は山上だ。




鉄道の走る “ 下ノ町 ” が見渡せる


何と町はハロウィンで子供達が楽しそうだ!



ハロウィンの時期だったんだ! 全く気づかなかった!


ここの大聖堂がイタリア随一と聞いている。じっくり見学じゃない、お祈りさせて頂く。




充分楽しんでローマに戻る。 今夜チビタベッキア港からサルデーニャ島に向かう。
20 時 8 分の列車でチビタベッキア駅に行く。 時刻表が正確なので安心だ!

フェリー代、3950 円、部屋代ナシの人はロビーでごろ寝だ。ハロウィン休暇で超満員だ。
押さえたソファーは手放せない! 便所に行けない!


今日の宿  夜行フェリー 0



2006年11月1日 (水)

6 時半にオルビア港に着く。千人単位の客と思うが駅連絡バスには 20 人程度だ。
バスのチケット “ 立派だな ”

出迎えがとても多い。宿の不安があるが出迎えの車も多いので地元が多ければ観光客は少ない、かなーー
鉄道も混んではいない。トラムが出来たばかりのはずのサッサリに向かう。
サッサリでは線路に車が停まっている。

タクシーの運転手に聞いてみる。今日は休みだ、という?!?

5 駅程度と言うので線路伝いに歩いてみる


終点まで歩く。無論休みだから走っていない。


仕方が無い、宿を探しながら町中を戻る。 思ったより都会的だ。


サンニコラ大聖堂


サンタマリア聖堂


かなり素敵な町だ。それはそれで良いのだが通りがかりの宿が全て満員だ! ザックを背負ったままだ!
地図を頼りにあちこち廻る。無い!

いろいろ出くわすのはハロウィン関連かなーーー  すでに 4 時間を過ぎている。


不安を感じる場所もある。 ほぼダメと分る。


40 Km 離れた海岸の観光地アルゲーロに行くことにする。鉄道もあるが 2 時のバスが出る所だ。乗る。


観光地だから多くの宿があるはずだ。( i ) に行くと 5 時まで昼休みだ!  エッ 
5 時に開くのは素晴らしいと思うべきだ。 観光に精出す。ザックが背中だけどーーー

城壁というか岸壁というか、見れば見るほどスゴイ町だ!


岸壁も凄いが釣りのオジサンもスゴイ


これほどの石の建造物があるのは信じられない


5 時 1 分に ( i ) に行く。40 軒ほどの一覧表を貰う。自分で電話するシステムだ。
11 軒かけて満員だ。携帯が現地市内の形にしていない。かなりまずいなーーー

と、そこにオヤジがやって来て宿あるよ、と言う。 ゲッ 早く言ってくれ!!
言い値で OK ! 6100 円   問題無し!

宿は目の前だ。市街地のど真ん中だ。3 階だが問題無し! バス、トイレ、台所付き


夜もあちこち探検する






ザックで肩が痛くなったが充実した一日だった。

今日の宿  アルゲーロ ペンション 6100 円 



2006年11月2日 (木)

島の南端カリアリもトラムの建設中だ。ここは勝負だ! ここまで来たからには行くべきだ!

鉄道の始発が 6 時だ。バスは中心、つまり目の前だが鉄道駅は徒歩 30 分だ。5 時 15 分に出る。
始発はバス代行で結局往復バスだ。

サッサリに着くと駅前にトラムだ。慌ててカメラを取り出す。

血相変えて、ザック背負って追いかける。

人目がないのが幸い!


駅に戻る。 8 時 6 分に乗らなくてはいけない。写せただけども有り難い。


列車は丘陵地帯を走りカリアリに近づくと一面の平野になる。
駅にはロッカーがない!!

トラムの起点はサルデーニャ鉄道の起点のようだ。つまりアルバタックス方面狭軌線のカリアリ近辺部分を
電化してトラム化するようだ。 その起点は 2 Km ほど離れているようでバスだ。
ここも “ 豪華チケット ”

ビル内が終点のようで改装、あるいは補強中だ。


実車の写真があると言うことは本物がどこかにあるなだな。きっとーー


途中駅が建設中、架線も張られている。


在来車が走っている。 トラムの所在は分らない。


FdS はサルデーニャ鉄道このチケットは何かな?

ザックが背中に痛いし終わりにする。

ここもまたスゴイ所だ。 サンレミ要塞


ビックリするほど美味しいコーヒー


ここからも本土に行けるんだ。 時刻表を見る。木曜はない。船は停まっている!


予定どおりオルビアに戻る。  一日一本のサッサリ行き 16 時 38 分発、チリバーニで乗り換え、

島と侮りがちだが 290 Km もある。


船はガラ空きで来た時の連中はどこに行ったのかな?

今日の宿  夜行フェリー 0



2006年11月3日 (金)

部屋無しロビー組は虐待される!
5 時半になると「部屋のお客様がコーヒーなど頂きに来るから起きて下さい」と皆起こされる。
我々もお客様だけどーーー

フェリーターミナルから駅までは徒歩 15 分だが下船口からターミナルまで 20 分だ!

区間快速でピサに行く。 斜塔の周りは黒山だ!!


  
皆で支えている

大聖堂の方には人が少ない


天井が綺麗


ピサ駅で預けたザックを取り出す。
話が前後するがここは預けるときにパスポートのコピーを取られる。今ザックと一緒に返してくれる。
時間は関係なく 460 円

最近では珍しく若い日本女性と一緒になる。カナダでワーキングホリデー後ヨーロッパ旅行だ。
チンクエテッレのモンテロッソで私が下車するまでご一緒する。日本語でのお話は楽しい。

モンテロッソ アル マーレ駅に到着、お別れーー


世界遺産のチンクエテッレだから宿を急いで探さないといけない。( i ) に行く。
この地区全体が観光協会によって管理されているようだ。値段がすべて決められている。
内容というか質も管理されているようだ。そしてここは宿を ( i ) が決めてくれる。
5 軒目でようやく OK だ。理由が満員なのか分らない。多分一人だからかもしれない。 9250 円、高い!!
明日はずっと前から満員と言う。 マア凄い所だ!

まず村から村への道が一番の見所というので隣村ヴェルナッツァまで歩くことにする。
5 つの村があって最北から次ぎの村までだ。  ( i ) で買った通行手形 460 円


これから出発


道は整備されている。有料だもんなーーー


これほどの崖とはーーー  岸辺に行ける所は限られる


もう少し道幅、何とかして欲しい


今出たモンテロッソが望まれる


ヴェルナッツァが見えてきた


真上から見ている感じ


家があるのが不思議だ


鉄道はトンネルで---  5 つ全ての村に駅があるようだ


段々ブドウ畑の石垣が見えるが、近くで見上げるとほぼ壁だ!




夕日に人が集まってくる。 コレは素晴らしかった!




一駅戻る。  ホームは結構危険!







船で寝不足だったけど、よく耐えた!

今日の宿  モンテロッソアルマーレ ペンション 9250 円



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