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本体の「路面電車の写真」などと重複する写真があります




2004年4月22日 (木)

ウルムの事故が復旧してパリ着が 7 時定刻なので朝食が 6 時 10 分と予定通りに起こされてしまう。
出来たら復旧しないで遅れて欲しかった!

パリ東駅に着いて歩いて北駅に行き空港行き RER で途中のラクールヌーブ駅に行き徒歩 10 分の今日泊る
「ibis Etap ラクールヌーブ」に行き荷物を預かって貰う。

明日の朝 4 時に日本から着くカアサンと落ち合うのに空港近くが都合が良い。
一月前に B 氏と停まった「空港 ibis 」が最良だが料金が 3 倍だ。

ユーレールパスの最後の一日を使う。ルーアン行きのサンラザール駅に行く。
10 時 51 分発まで 50 分有るのでプランタンのカフェに行く。


カフェオーレが 2 ユーロは安いと思う。カフェはトイレが無料で外で使えばトイレは無論有料だ。


パリからこの方向ルーアン方面だけ TGV がない。つまり優等列車に指定が不要だ。

ルーアンは前の時はセーヌ川の橋までだったので今日は終点近くの住宅地まで行ってみる。








セーヌ川を隔てて旧市街


3 時間頑張って 3 時の列車でパリに戻る。

パリで何回か乗った市街主要地通過の No.20 のバスに乗る。サンラザール駅からリヨン駅だ。
道が混むと参るが今日はスイスイだ。町見物に最適だ。昔は後部がオープンで最高だった。

ついでに T-2 の新車も押さえる。セーヌ河畔からラデファンスまで行く。






サンドニに出て T-1 を押さえる。


そのまま T-1 に乗れば「Etap ラクールヌーブ」に直行だ。。部屋から T-1 が見下ろせる良い環境。




今日の宿  パリ  Etap ラクールヌーヴ 4650 円 一人 

外観は買収タイプだが中は完璧に Etap 仕様だ。




2004年4月23日 (金)

日本から来るカアサンの飛行機は 4 時 10 分にすでにドゴール空港に着いている。
5 時に起きて乗るのはこの駅の一番電車だが前に通過があるから空港着は三番電車だ。

若い人ならパリで待ち合わせなんてロマンチックだろうなーーー


マドリッド行きは 9 時 40 分で時間はある。A-319 で多分乗ったことが無いと思う。

マドリッドでレンタカーを借りる。今回の旅で三度目だ。
最初に B 氏とパリで借り、返却のシトロエン C-5
別れて一人でフォードフィエスタ
今回カアサンと二人で借りるのはベンツ A-170 で今回だけオートマチック車だ。多分初めてと思う。
17 日間で 627 ユーロ、保険が 715 ユーロ、計 1342 ユーロ  安くはない。

ちなみにドイツで借りたフィエスタは 14 日間で計 623 ユーロだ。

手続きを終えて空港を出てスーパーで水、食料などを調達して結局市内を出るのは 2 時半になる。
B 氏と先日走ってスペインの道がカアサンと前に来た 2000 年より格段に良くなっているのを知っている。


牛さんが出てくれば、ア、スペイン!


バレンシアのトラムが第一目標だが途中の世界遺産クエンカに寄る。
かなり大きな町だが新市街地は平野部にあり世界遺産部分は山の上だ。駐車場から階段を登る。


ここの目玉「宙づりの家」


大聖堂前だけ広場があり後は狭い道が縦横に走る。なにせ突出した崖の上だ。






オスタル(ホテル)があるので一応聞いてみると満員だ。町中はイッパイのようだ。

7 時を廻ったが更に進むことにする。10 Km 程で道沿いに瀟洒なオスタルを見つける。時間的にここ以外にない。
  

予想外に上質!  二人 57 ユーロ朝食付き (以降すべて二人料金)
英語が全くダメなのには驚く。

今日の宿   クエンカ郊外 オスタル イシス 7400 円 二人朝食付 



2004年4月24日 (土)

これからの 17 日間のスペインは今までにない “ 観光 ” 重視でなおかつゆとりがある。
トラムはヴァレンシア、アリカンテだけだ。先日までの毎日トラム都市の連続とは雲泥の差だ。

更にスペインはマドリッドが真ん中でどこに居ても即戻れる環境だ。
で、一日目の朝から 9 時 15 分の のんびり出発だ。

スペインも地図は日本で買ったユーロアトラスだ。
ここクエンカからヴァレンシアへは直行する国道がない。遠回りだけど 70 Km 南を走る高速に出るのがベターだ。
道の両側は岩山、崖が多く平坦部でも荒れ地で海抜 1200 m を通過する。
雲一つ無い青空とのコントラストが激しい。

高速に入ってしまえば周囲とは関係なく快適な 120 Km のドライブになる。

ヴァレンシアに快調に入るが 3 軒立て続けに満員だ! そうだ、土曜日だ。
空港に行き ( i ) で紹介して貰うのがベターと向かう途中に ibis Hotel が有ったのでダメ元で寄ると OK だ!
2 時に部屋に落ち着く。 76 ユーロ朝食付きで 2 泊頼む。

今日の宿   ヴァレンシア ibis ヴァレンシア空港 11850 円 二人朝食付 

ibis から徒歩 1 分で国鉄空港駅だが見たところ小さな駅で空港駅の機能はないようだ。
週末は一時間に一本ジーゼルが来る。1.2 ユーロでヴァレンシアに行く。


ヴァレンシアのトラムは以前と変化がないので適当でいい
  



海岸は 4 月とは思えない「夏の江ノ島」状態


カアサンが休んで居るので 4 時に出る



2004年4月25日 (日)

今日も「国鉄」で往復だ。
12 ユーロ×2 二人の遊覧バスで全町周遊を試みる。


レイナ広場 見所の多い町




まず世界遺産のラロンハを押さえる




観光バスからもラロンハ


パエリア用のフライパン


海岸は昨日同様何人も泳いでいる




中央市場


郊外に芸術科学都市なるモノがある。超近代的建物群でなんか不釣り合いでビックリ!






火祭り博物館は過去の作品がありかなり見応えがある。
2000 年に来た時は火祭りの日を知らないで当日目の前のマヨルカ島にいて当日知った。

カアサンは別として私は生まれて初めてジェラートなるものを頂く。

宿のバーでビールを頂く。ここではおつまみのオリーブが好きなだけタダだ。 とても充実した一日だった。

今日の宿   ヴァレンシア ibis ヴァレンシア空港(二泊目) 10050 円 二人 



2004年4月26日 (月)

「アリカンテ ibis」を予約して貰って 8 時に出る。

アリカンテへは何と高速道路が 3 本選べる。二つは西東にかなり遠回りでほぼ直行のは今半分ほど完成だ。
未完成を行く。でもかなり短距離なので所要時間は変らないと思う。
一面のオレンジ畑を進む。内陸部の荒涼感は全く無い。

10 時 50 分にアリカンテ港の駐車場に入れる。

まず最初にやることはめどが立った明後日のアルハンブラのチケットを買うことだ。
最近では直接行っても満員で入れない事が多いと書いてある。
チケットは「 BBVA 銀行」で買うのでアリカンテ店に行くと端末の故障だ。
故障はここだけと言うのでアリカンテ海岸店に行く。サア、スペイン語しか通じない。
すったもんだで当初希望の 10 時は満員で 4 時半のみ空きが有ったので即押さえる。
2 人分 21.76 ユーロで 1 時間後に引換券が受け取れるための “ 引換券 ” を貰って観光だ!


スペイン遊歩道 素晴らしいペーブメント、結構スゴイ国だなーーー


簡単に言えば片側運転台車を無理にテストで使っている。逆行時は臨時運転台使用。


厳しい駐車違反取り締まり! うっかり停めたら終わり!


エレベーターでサンタバルバラ城に登る


トラムを見下ろす




マクドナルドでグリーク(ギリシャ)マックを頂く


アルハンブラのチケット引換券を受け取って世界遺産エルチェに向かう。
今日の ibis はエルチェに向かって 10 Km の海岸で絶好の立地


今日の宿   アリカンテ ibis アリカンテ 9350 円 二人

世界遺産の町エルチェ

町に椰子が林立しているのが世界遺産、が不思議だった。立派な ( i ) で説明を受ける。
映写室もありこの町すべてが解る。 5 時を過ぎているので効率的周遊を考える。
まず有料椰子園の「ホルトデルクラ」に行く。一人 4 ユーロ、椰子椰子また椰子だ。






一株で 7 本、一番の呼び物のようだ。


さらに周辺 3 ヶ所の椰子公園をぶらつく。通りの並木も無論椰子だ。成り立ちの歴史も世界遺産の理由のようだ。
イビスホテルはアリカンテの手前だからすぐ着く。 

ibis の夕食、悪くない。 3 段階の「値段」で選ぶのが画期的!



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