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本体の「路面電車の写真」などと重複する写真があります




2004年4月6日 (火)

モーテルではレストランは別棟で道路沿いだ。ウエイターが注文を取りに来る。一般客もいる。
泊まり客は規定以上の注文分のみ料金を払う方式だ。オムレツ、ジュース、コーヒーなどで範囲内だ。
パン、付け合わせなどイッパイで食べ残す。前回カアサンと泊まった時も残した。ポーランド人は朝から大食?

このところ晴れ間が少ないが今、雲が切れてきた。
テレビで見て是非行きたい「世界遺産、南ポーランド木造教会群」に決定、即出発。
ポーランドもユーロアトラスを紀伊國屋で買ってきた。良い地図だ。この国は地図ないと殆ど走れない。

まず至近の大きな町ノビソンチを目指す。約 100 Km だ。ポーランドは事故に十分注意だ。
至ってのどか

祭りが近いようだ

この辺りはポーランド(平らな土地)的ではなく適度な起伏があって楽しい。馬車が走っている。

ノビソンチに着く。 駐車場が広大、何でだ!


階段を登り門を潜って町へ、 市庁舎






ここにも祭り用の飾り


ここからは地図があっても難関だ。「教会群」ですべてが脇道というか山道にそれて数十キロで点々とある。
道順に至近から “ 片付ける ”

リプニツァ村のサンレオナルド教会で約 25 Km で着く。
世界遺産の真ん前に停められる!


確か去年指定されたばかりだ。まだ管理人もいない。落書きが心配だなーーー


世界遺産と云ったって近所の人には自分の教会だ
 









ここも祭り


主にゴシック形式と言う事だが木造だから特殊と書いてある。

この辺りは日本と似てポツポツとだが家が途切れない。 次のビナロヴァで 12 時 20 分だ。
やはり国道から脇道に入るが 10 分以上かかる。間違えかどうか不安だ。


世界遺産の補修は制度として決まりがあるのかな?

まだ世界遺産としての雰囲気ではない。タダでどこにでも入れるしーーー




多分バス停かな


次のトレチニカ村の教会は 6 ヶ所指定された世界遺産から外れているが、可哀想だから写してあげる。

見た感じは全く他と変らない




まだ知られていないのだろう、観光客がいない。案内板がないから少し迷う。

次はハットウフ村

ここの教会は町中にある。かなり立派で近くに家が多い。





だんだんアプローチが分ってきて楽勝のペースになってきた。 ブリズナ村に向かう。
ここはもうウクライナにかなり近い。

多分世界遺産指定時に作った駐車場と思う。ここは国道沿いだ。

初めて出た案内板













1 ~ 2 年の内に立派なのが出来ると思う


ここで雨になる。あと一ヶ所が一番手前で南にはなれたセンコバ村に有る。そこはスロバキアが近い。
数日前にスロバキア側から見たタトラ山脈の北側だ。着く頃には暗くなるし雨も激しくなる。諦める。

クラクフ手前のザコパネ街道にレストランがありチンマ(民宿)と書いてある。感じが良いので泊まることにする。
3 室しかないがとてもキレイだ。 約 2400 円


今日の宿  クラクフ郊外 P 2400 円 一人

レストランではカアサンと来た時に毎晩ポーランド料理と頼んでどこでも良かったので今回もポーランド料理と頼む。
揚げてあるから牛カツかな、付け合わせの中に大好きな赤キャベツの酢漬けがある。
ビール込みで約 1000 円、大満足!



2004年4月7日 (水)

雨は小降りだが雲が厚く暗い。すぐクラクフだ。新車が入ったので写さないわけにはいかない。


旧型も捨てがたい



まるで冬だなーーー


バベル城への道


バベル城遠望

寒いなか開門を待っている


雨は止まない


車に戻ってもすぐに出られない。手指がかじかんでいるので暖房で暖める。靴もぬいで乾かす。
靴下のまま出発する。一昨日カトビツェが天気が悪く絵が少ないが今日は更に悪い。
カトビツェを飛ばしてビトムの二軸のオールドトラムに向かう。

ビトムはカトビツェを中心とした広域路線網の一部だ。路線網全部を入れると世界一だそうだが定かでない。
炭鉱地域だが斜陽で路線はどんどん無くなるだろう。

目的の 2 軸のトラム


「普通」のトラムはカトビツェからの乗り入れが混じる




ビトムの町

雨のせいもあるが閑散として人がいない




ここで若いの 2 人に絡まれる。走って逃げてタクシーに飛び込み駐車場に直行する。チップ込み 200 円。

約 200 Km のブロツワフまでは平坦でかなり退屈な道だ。町に入った最初のホテルで決めて薄暗いが写しに出る。


ここはポーランドで一番洗練されている町と思う。1998 年の時にすでに西欧風だった。

カトビツェ、ビトムとは雲泥の差だ。




   



    



宿に戻る。町中のホテルとは違い高速の客に整えている最中のようで内装、備品がちぐはぐだ。鉄パイプ食卓にソファー!  さあ、これから儲けるぞ、と云った感じーーー
夕食はオバサン一人でチョコチョコと作っている感じ、ビール込みで 約 600 円だから問題ない。


今日の宿  ブロツワフ H アグロ 3100 円 一人 P



2004年4月8日 (木)

実はデジカメ用の単 3 電池を買うのがポーランドで二度目だが前に買ったのがどうも減りが早いなーーー
昨日 16 本を 57 ズオッティ、約 1600 円で買った。高いなーーー

10 日後にカアサンが充電電池セットを来て持ってくるから以後は問題ない。

気持ちいい田舎道も通って 2 時間半かかって 11 時半にウッジに着く。

新車が入っているはずなのでメインの通り近くに停める。


勿論来たのはすべて写す








2 時に切り上げる。次はワルシャワだが途中ジェラソヴァヴォラにショパンの生家がある。
モーツァルトほどファンではないが話のタネに寄る。

十代にポーランドを出て二度と帰れなかったのだから記念館と言ってもこの環境にいたわけでは無い。




2 Km 程の所にあるホテルは「ソナタ」

質素だけれど最近建てたモノでまあ合格! 約 3600 円朝食付


次に出来るペンションはマヨネーズ、じゃなくってポロネーズ?

今日の宿  ジェラソバヴォラ  H ソナタ 3650 円 一人朝食付 

「ショパン」で会った日本の団体の人に明日はもっと天気が悪いと聞いたので(日本人が居るのもすごいが)
荷物を置いて 40 Km 先のワルシャワを往復することにする。

着いても雨は止まない。渋滞をかき分ける、と言った感じで旧市街至近の駐車場に入れる。

旧市街下からビスワ川の橋の間のトラムだけで済ます


旧市街


ものの 30 分ほどで暗くなる


帰りも渋滞だ。宿に近づくが車線は右側で左側に行かなくてはならない。日本のようにウインカーをだして
中央寄りで待つのは絶対ダメだ。1 Km ほど行った路肩の広い所で両方の車が切れるのを待つ。
他の車もやっている。10 分程で U ターンして無事戻る。



2004年4月9日 (金)

同宿者はイタリア人だった。全く英語を話せない。
8 時に出る。真冬のような寒さだ。ポズナニまで 230 Km だ。 高速は一部工事中で無料だ。


11 時半にポズナニに着く。摂氏 5 度だ。 体感は 0 度だ。
駅前のコンベンションセンターに潜り込む


確かこの展示、どこかで見た。ヨーロッパ中で巡回かな?


トラムも当然押さえる。






センターでの写真展が素晴らしいので 1 時間要してしまう。

ビドゴシチに向かうが雨はさらにひどくなる。
こちらでは多くの所で畑がプール状になっている。一面平らで流れ出ないのかな?


ビドゴシチ、 雨のせいか 120 Km に 2 時間半を要する。着くと幸い小降りになる。

人が多いのだが全体に身なりが地味で暗い








全く見慣れない車両が来る。追いかけるとすべての通行人が注視する。この車両は二度と見なかった。


30 分で次の町トルニだがもう暗い。前に泊まったモーテル JAX にする。
真新しく改装されている。値段は “改装 ” されていないで元のまま。

今日の宿  トルニ モーテル JAX 2800 円 一人朝食付 

カルフールに夕食を買いに行く。駐車場に戻ると警官隊だ。
近くの車が盗まれたらしい。私のではなくて良かった!



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