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本体の「路面電車の写真」などと重複する写真があります




2004年3月31日 (水)

ぐっすり眠って 7 時に目が覚める。ローマの手前だ。まわりを見る。荷物はある。
この列車はナポリ通過なので安心して眠った。ちなみにフィレンツェにも停まらない。

フィレンツェ通過中、 右の ITR-500 はフィレンツェ SMN 駅(中央駅)に向かっている。


ローマからは車両にコンパートメントに私一人。そこに車内販売が来る。
買わないと申し訳無い感じだ。カプチーノとデニッシュで 6 ユーロと高いけど仕方がない。


この列車はミラノ行きなのでボローニャでボルツアーノ行き ES(ユーロスター)に乗り替える。
ETR-500 かな


乗り心地は悪くない


ただし 11 ユーロの大出費、1時間半だから割損だが時間的に選択肢がない。


ボルツアーノに 3 時 45 分に着く。


バスターミナルの荷物預かりが無料だ!  市内見物がてら宿探しをする。。
意外に大きな町でドロミテ観光の拠点、ハイキング、スキーと有名のようでスポーツショップをはじめ
有名店が並ぶ。 駅周辺のホテルは 100 ユーロの所がある。
駅から 15 分ほどの所で 29 ユーロのホテルを見つけて預かり所に荷物を取りに行き戻る。
洗濯、シャワーの後、目標の山の上のトラムを写しに出る。

今日の宿  ボルツアーノ ガストホフ 3900 円 一人

甘く見て、と言うかノンビリして着くとロープウェイが 6 時 20 分で最終の 2 本前という。
登りが 2 本前なら下りも 2 本前だ!
  

山の上には集落がありトラムがロープウェイ降り場を挟んで 4 Km ぐらいかな? 集落を結んでいる。
ちょっと不思議な光景だ。 接続してすぐ出るのを写す。乗るわけにはいかない。
知っていれば山の上に宿を取ったのにーーー

チケットは買っておく

見通せる所まで走って写して戻ってくるのを待つ。写したら終わりだ。

当初から重視していなかったのが悪い。

夕暮れの町を宿に戻る






2004年4月1日 (木)

8 時 20 分発の EC (国際急行)でミュンヘンに向かう。この列車は IC (都市間急行)と表示されている。
ヴェネツィア、ミュンヘン間の EC 路線だが朝の途中発の設定と思う。
真ん中が IC

インスブルックまではブレンナー峠越えの景勝コースだ。車輌に私一人だ。





峠からインスブルックへは 1994 年にサイクリングで下っている。とても良い所だ。


アウトバーンのヨーロッパ橋と交差


ミュンヘンに 12 時半に着き 12 時 48 分の ICE に乗り換えてニュルンベルクに 2 時 33 分に着く。
ICE の車両はやっぱり一番だな!

乗り換えのミュンヘン

ICE 

 出前も OK だしーー


着いて駅至近の ( i ) で宿を紹介して貰って行く。U (地下鉄)で 4 駅、徒歩 10 分で 25 ユーロ朝食付き。
ドイツの宿は値段も質もやっぱり一番だな!

今日の宿  ニュルンベルク P 3300 円 一人朝食付 

 U バーン

駅に戻ってバンベルクに向かう。ミュンヘンから来る次の列車だ。4 時 33 分、つまり 2 時間おきだ。
5 時 8 分着。

強行軍だが是非来たかった町だ。今までチャンスがなかった。 無論世界遺産だ。
第二次大戦で爆破されなかった数少ない町なのだ。以前から熱望していた町だ!

真っ先に丘の上の大聖堂に向かう。内部見学締め切り 6 時に 5 分差で間に合わない。
バラ園から見る大聖堂




丘から下町を望む


丘を下って町をぶらつく






町もオシャレ


中心部


水路に囲まれた旧市庁舎



日が長いのは有り難い! 名残惜しいが 6 時 51 分発の ICE で戻る。

この線は ICE-T という車種が当てられていて前方 “ 展望 ” が出来てラッキー!


ニュルンベルク駅近くの「職人横町」


25 ユーロ朝食付きとはとても考えられないペンション。


夕食はスーパーで調達




2004年4月2日 (金)

レンタカーを借りるのが 2 時なので半日ニュルンベルクだ。まず「仕事」
 



城郭が巡らされた旧市街は中心部が低くなって川が流れている珍しい地形だ。


駅側からの入り口、ケーニッヒ門


マルクト広場






フラウエン教会








時間になったのでハーツのオフィスに行く。 今度は一番安いフォードフィエスタだ。
保険は目一杯なので 2 週間で計 624 ユーロだ。
ペンションで荷物を取って即アウトバーンでチェコに向かう。国境で 20 分並ぶ。
すぐの売店で高速税のシールを買ってフロントガラスに貼る。150 コルナ、約 600 円。

5 時 40 分にプルゼニュのスーパーカルフールの駐車場に入れて即写しに出る。
明朝は土曜日でトラムの本数が少ないから暗くなるまで目一杯ガンバル。




共和国広場の教会


宿は 1998 年にカアサンと泊まった “ かつての ” 名門ホテルスロバンに決めているから飛込みだ。

今日の宿  プルゼニュ H スロバン 6200円 一人朝食付 P 

1988 年の時は二人で朝食付き約 4050 円だったが今日は一人で約 6200 円だ!! 
スーパー調達夕食



2004年4月3日 (土)

古色蒼然の名門が新興近代ホテルに押された、と言った感じだったが中は大分変って
王様のような装飾ベッドだった(ボロいけど)のがシングルになっている。 古い方が良かった気もする。




窓の景色は変らない。一等地。


朝食もカフェテリア方式で品数は多いが肝心のコーヒーが美味しくない。

今回はチェコはトラム都市を押さえてポーランドに抜けるだけだから高速を使う。高速税も払っているしーーー

チェコでは駐車は安全な所を選ばないといけない。ブルノで探すのに 30 分掛かる。

公共の道路のように見えるがゲートがあって施設内

中心街マサリコヴァ通りは線路が工事中


聖ペテロパウロ教会
 

コレは単に分岐だが駅前は複々線になる


トラムを押さえるのに最適なカフェ

ここは前回の時から新車両が入っていないのでバックに見栄えのする所を押さえて終わる。

車は 2 時間 40 分停めて約 120 円だ。ガソリンを入れる。36.5 リッターで約 3900 円。日本と変らない。
つまりチェコの人は車を維持するのはかなり大変ーーー

次のトラムはオロモウツでブルノから一時間足らずだ。


ここでスロバキアのコシツェも列車で行くべきと予定を変更しまずオロモウツ駅に向かう。
何と駅には国際線窓口があり相談が可能だ。そして明日オロモウツからの往復が出来る事が分った。 決定!
オロモウツ駅

ただし往復に 13 時間、滞在が 2 時間とかなり厳しいものだ。約 6900 円でこれは問題ない。
チケットを手にする。

往きと戻りがコースが異なるのはこれ以外に選択肢がないから。 時刻は別プリントだ。


宿は今回 3 回目の “ 定宿 ” ドーム前のホテルドーム前だ。ここは殆ど値が上がっていない。
4800 円朝食付きだ。2 泊頼む。
明日朝のコシツェ行き列車が 4 時 29 分なので朝 4 時に出ると言ったら弁当を用意してくれると云う。

今日の宿  オロモウツ H ウ ドーム 4800 円 一人朝食付  



2004年4月4日 (日)

比較的安全な町と思うが暗いと少し不安だ。サマータイムは夜は遅いがその分朝が遅い。15 分歩く。

昨日用意したパン、ジュースにホテルの弁当だから食料は十分だがやや重い。

列車はプラハ発の夜行列車「エクセルシオール」だ。座席に横になって寝ている人がいる可能性があるし
往路は乗り換え無しなので 2 等は止めて 1 等にした。コンパートメント独占だ!

この列車はチェコとスロバキアを横断するたった一本の列車で、そのためか大都市オストラヴァを通る。
50 Km 以上の迂回と思う。
オストラヴァを過ぎて明るくなる。

ジリナを過ぎるとドナウの支流沿いに殆ど傾斜のない流れが緩やかな川沿いののどかな村々を進む。
北側はポーランドとの国境タトラ山脈が雲間から時々眺められる。晴れたら素晴らしいと思う。


スキー場もあるようだ


コシツェ着が 20 分遅れたので滞在が 1 時間 40 分になる。何とか数台は写せるだろう。
ここも休日は少ないようだ。線路を辿りながら来たのを写す。




券売機


公衆電話


大聖堂のある広場でフラブネ広場と書いてある。
一番の広場からトラムが撤去されている。架線がもう無い。西欧と逆の現象だ。



良い所なのになーーー

ホントに良い所




広場から駅に抜ける細道がさらに良い。 食料をすべて使い切って駆け足で終了する。
スロベニアのお金を見ないまま終わる。

帰りはスロベニア No.1 の IC「タトラン」だ。全席指定が満員だ。




途中で乗り換えが二回ありローカルだがいずれも満員だ。いずれも座れない。
乗り換え、そしてローカルなのに往きより 1 時間以上早く 8 時前にオロモウツ駅に着く。

外が暗くなったのを見計らって「町」に出かける。

広場に町の模型


世界遺産、聖トリニティの三位一体の塔




トラムも石畳に映える


宿は快適、車の保管が絶対安心というのが良い。


今日の宿  オロモウツ H ウ ドーム (二泊目) 4800 円 一人朝食付  




2004年4月5日 (月)

前の晩に朝食を 4 種類のうちから選んだおくシステムだ。ごく普通のにする。ここは居心地が良い。

ここにはシュコダの新車が入っている。宿の前には来ない。
車を置いてトラムに乗って写しに向かう。
  


運転手に聞くと新型は今日は 1 両だけ走っていると云うので一回写して終わる

10 時半にオストラヴァに向かう。ここも同型の新車を写して終わりだ。
終点が巨大スーパーなので駐車に都合が良い。




スーパーでチェココルナを食料を中心に使い切る。

入国にどう言う訳か手間取ったがポーランドに入る。
ここも車の盗難に気をつけなくてはいけない。 と、いきなりバスが半分になる大事故に出くわす。

カアサンと来た時も事故を 7~8 回見た。 長く居たくないなーーー

すぐカトビツェで高級ホテル「クバス」の駐車場に入れて写しに出る。


ここにも部分低床の新車が入っている


場所をいろいろ変えたいがトラムは満員だ。スリに稼がせてはいけない。近場で終わりにする。天気も悪いしーー
 使わなかったチケット

クラクフまでは高速、と云うか自動車専用道路なのだが凸凹で水しぶきがすごく前が見えない。

宿を探すのも大変なので前に泊まった道路沿いのモーテル「クラーク」にする。128 ズオッティ

一階に車を入れて階段で登る方式だが車は今は入れられないようだ。規制かな?


今日の宿  クラクフ モーテル クラーク 3600 円 一人朝食付 



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