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本体の「路面電車の写真」などと重複する写真があります




2004年3月19日 (金)

朝食もレストラン別途方式で 6 ユーロだ。 バイキングで夕べのモトを取り返そうとするがムリだ。


市内に向かう。今回は新たに出来たトラム( LRT )を写しに来た。
事前に調べた終点の港町マトジーニョスに車を置く。中心に行くのに楽だし安いしーー 1 時間 0.3 ユーロ

終点停留所

3 ブロック用一日券を 4 ユーロで券売機から買って乗る




終点一つ前の “ 港 “ 停留所

マトジーニョスの町からポルト市内の現在の終点トリンダーテに向かう。

終点では更にトンネルの延長工事中だ。完成予想図では今の 5 倍以上だ。

ドウロ川に出る。ドンルイス一世橋、ここもトラムが通るので補強工事中。




リベルダーデ広場


河岸のサンフランシスコ教会、ここからオールドトラムが出る

多くの教会で見られるがが中は超豪華


チケットが観光オールドトラムにも有効だ。 1998 年に “ 押さえて ” いるが今日も押さえる。






サンベント駅の郊外電車、ちょっと乗りたいがここは近辺に目的地がない。


観光も済ませて終点の P に戻り近くのスーパーで夕食を調達して ibis に戻る。

今日の宿  ポルト ibis ポルト北 (二泊目) 6400 円 二人 P



2004年3月20日 (土)

出発するとすぐにポルトガルとお別れだ。8 時 10 分に出てスペイン時間 10 時 10 分にスペインに入る。
今までの印象ではこの辺りはスペインの外れの片田舎だったが来てみるとずっと家並みが続き
ビーゴなどは「大都市」だ。高さのある高速道路の下を海から内湾に入る貨物船が通っている。
サンフランシスコのゴールデンゲートだ! 一昨年 USA で一緒に見た B 氏がスゴイと叫ぶ!

認識を改めて世界遺産サンティアゴデコンポステーラに着く。巡礼路の終点だ。
カテドラル

どうしてこんなに人が集まれるか不思議だ




巡礼者の証し、ホタテ貝


  

かなり難しいご町内道路を無事すり抜けて観光トラムのある目的地ラコルーニャに向かう。

ラコルーニャ到着後すぐに P に入れて ( i ) に行きトラムの情報を取る。 1 時間に一本で一両が往復している。
マゴマゴ出来ない。チャンスが少ない。絶対に邪魔が入らない所を探す。

地図を見ると半島をオメガ状に廻って両方の終点近くでは 400 m 程に接近する。写したら反対に走る。また戻る。
2 往復でさすがに止めて乗る。美しい海岸で観光トラムとしては最高だ!

客は多い




ここは飛び込みで宿を取る。海岸近くのオスタルが適地だろう。

今日の宿  ラコルーニャ オスタル アルボラン 4300 円 ニ人 P

目の前のレストランで 15 ユーロの夕食を取っていると外が騒がしいので出てみると “ お祭り ” だ!!
  

それにしてはよく宿が取れたな、 きっとキャンセルだったんだろうなーーー



2004年3月21日 (日)

先を考えて今日中にフランスに戻る。7 時に出る。祭りの翌朝は町には人っ子一人いない。雨だしーーー

無論今日は高速以外にない。一般に高速はつまらないがレオンまでの車窓は信じられないほどの景色だ。
スペイン中央部ではとても見ることが出来ない山岳地帯風景だ。堪能する。

険しい地形で上下線が並ぶ事が出来ない




レオンからブルゴスまでは地図では一般道だが高速が出来ていて今はタダだ! 
更にブルゴスで既存のマドリッドからフランス方面の高速と繋がっていないため道を間違えて
偶然郊外のミラフローレス修道院に出くわしてしまう。こんな幸運は滅多にない。


  
雨も止んで12 時だし当然見せていただきお昼休憩とする。

例によって中は超豪華!



雨の中フランスに向かうが往路でもスゴイ地形と思ったが今また通る。ミランダの手前 10 Km 程の所には
東西に幅 5 Km 程の「山脈」が横たわっている。鉄道も高速も一般道も苦労して抜けている。


脇目も振らずぶっ飛ばして大西洋側でフランスに戻る。来た時は地中海側だった。
フランスに入って最初のパーキングの電話でロシュフォール ibis を予約する。
今日はここまで 780 Km 走った。ここからあと 350 Km と思う。
着いたらほぼ予測どおり 1115 Km、もしかしたら今回一日の最高かもーーー

暗くなって宿に着くのは初めてと思う。 ロシュホール、静かな町だ。

夕食はホテルで取る以外にない。 「お米」の食事を今回初めて頂く。


今日の宿  ロシュフォール ibis ロシュフォール 7900 円 二人朝食付 P 



2004年3月22日 (月)

ここは水鳥の天国という事で探索路の大地図がある。我々は残念ながら時間がない。8 時 45 分に出る。

途中ラロッシェル、イルドレと飛ばしてしまう。勿体ないけど仕方がない!

11 時にナントに着く。1998 年にカアサンと来た時はワールドカップの準備でゴタメチャだった。
今回チャンと写す。

ブルターニュ大公城








日本庭園がある



運河とトラム


3 時に出る。またまたレンヌを飛ばして高速で一気にモンサンミッシェルだ。見えてくる。

小雨模様だ。私は前に来ているが B 氏が中はいい、と云うことで駐車場から一望で終わりにする。


次のトラムの目的地カーンに順調に着いたが ibis を探し当てるのに 1 時間かかる。明らかに地図の責任!

今日の宿  カーン ibis サンクレア 7700 円 二人朝食付 



2004年3月23日 (火)

ibis の近くがトラムの終点だ。ここは二回券を買って終点付近と中心部だけを押さえる。

終点の U ターン、 ヨーロッパでは多い一方に進む方式。


ここはガイドレール&ゴムタイヤ方式、 欠点露呈! タイヤ溝



カーン城


サンピエール教会


10 時に出る。このところ走ると雨、写しに出ると止む、の好サイクルだったがここで極めつけが来る。
前が見えない程の「あられ」だ。危険なので 50 キロ程度で走る。自動ワイパーが急速に動く。
前のトラックがぼやける


10 分程度でやっと前方に青空がーーー

何とか生還!!

予定したルーアンは飛ばしたくない。でも豪雨ではとても写せそうもないので飛ばしてパリに行く。

明日の晩は初日パリに着いた時に「 ibis 空港」を予約してある。
今夜も泊まれば連泊で楽だが、空港から「パリ」見物往復は面倒、そして高い。
と云うことでパリ ibis 77 軒の内からNo.47 を今朝押さえて貰った。
No.47 はこれから向かうパリの西寄りで無料駐車場付き(パリでは殆ど無い)、そして駅に近い、

今日の宿  パリ ibis エピネスーセーヌ 10000 円 二人朝食付 

市内に入らないための宿選定だったが B 氏が凱旋門をグルグル廻りたい、と云うことで急遽変更する。

勘と気合いでセーヌ川沿いにたどり着く。 


凱旋門に突入!!!


イエナ通りから入って 2 周と 1/12 回ってシャンゼリゼ駐車場に入れる。地下 5 階だ。


駐車場から出るとそこは凱旋門!


車を早く市内から脱出させなくてはならない。セーヌ川沿いにグニャグニャ曲って宿に着く。
無料駐車場がたったの 4 台だ!  早く着いて良かった。もう出さない。

B 氏が明日が最後なのでまだ明るいし、車を置いて再度 “ パリ ” に行く。最寄り駅はエピネーだ。
エピネ駅

セーヌ川沿いだ


一日券を買って廻ることにする。 RER(近郊電車)で “ パリ ” に行く。




タダ乗り逮捕の活劇場面を見る。 B 氏は初めて見て “ 口 “ アングリだ。




サクレクール寺院前からパリ一望


モンマルトル周遊






帰りの車窓からエッフェル塔をもう一度


RER で戻る際に駅員にすり防止のバッグなどの持ち方を指導していただくーーー



2004年3月24日 (水)

朝の内に「 ibis 空港」に行き車も返してしまう。通りがかりのサンドニに寄りワールドカップ決勝会場を見る。


今回も無傷で車を返す。走行 5162 Km

今日も RER でパリに行くのだが昨日記したとおり空港から市内へは往復 15.5 と市内一日券 6.95 が必要になる。

パリ見物の後、午後は B 氏のお土産購入におつきあいをする。
主にリヴォリ通りのお土産街とプランタンでそろえて一休みーーー


空港に戻るのにいかにもお土産イッパイで北駅から混雑に乗るのは危ない。
最後の町並み見物がてらサンラザールから 21 番バスでルクサンブールに行き、そこからまだ空いているのに乗って
窓側に腰掛ける。  空港駅を降りればそこがイビスホテルだ。


今日の宿  パリ ibis ドゴール空港 13300円 二人朝食付 

「ibis 空港」はレストランの外にビュフェコーナーがある。冷凍ケースから食品を取って係に渡すと
チンして盛り付けてくれる。無論レストランより安い。






B 氏と最後の “ 晩餐 ”  ワインで乾杯!



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