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本体の「路面電車の写真」などと重複する写真があります



2004年3月15日 (月)

7 時に食堂に行くと満員だ。ビジネスマン達かもしれないなーーー 30 分後に行く。
一大観光地だが昨日書いたように中心地ではないから地元御用達なんだなーーー


今日は 120 Km 先に有る世界遺産ポブレー修道院に行く。ターレガまでは一部建設中の高速で行く。
「ユーロアトラス」見やすい。 苦労なく進む。
ターレガからは田舎道で快適!

立派な駐車場に着くが見学者は我々だけだ。修道院は大工事中で工事部分以外はご自由に、と言った感じーー

ぶどう畑に真ん中にさりげなくある、と言った感じーー

ブドウの畑はまるで瓦礫、ぶどう以外の作物はムリだなーーー


ポブレ修道院の「城門」
工事関係者以外は無人で案内は勿論パンフレットもない。 カフェもない。でものんびりーーー

質素な造りと思う




中はさらに質素


展望台と書いてあるから行ってみる。
展望台なのに通行止めはおかしいな         行っちゃう。信じられないようなガタガタ道
  

上から見ても特別なものはない感じーーー


海岸廻りで戻る途中に世界遺産のタラゴナの町が有るので寄る。 ローマ時代の円形競技場


カテドラル


独特な姿の町並み




遺跡を土台にしてしまうところが凄いと思う


ノヴァ通り、ここはモダンなたたずまい


ノヴァ通りのモニュメント、 爆破事件の喪章も


窓も入り口もないだまし絵


郊外にあるラスファラレス水道橋、高速道路が近くを通り寄ることが出来る。

水道橋で自由に渡れるのはここだけ!


バルセロナに戻る。時間があるので市内観光  港のロープウェイ


  

海岸はバルセロネータと名付けたウオーターフロント地区だ。




モンジュイックの丘に登る。 サグラダファミリアを望む


バルセロナの銀座通り、ランブラス通りを散歩してスーパーで夕食を買って戻る。


今日の宿  バルセロナ ibis フィラデコルネラ(二泊目) 12100 円 二人 



2004年3月16日 (火)

8 時に出る。1 分で高速だ。最安 ibis は町には 3 駅だけど高速はすぐそばで好都合!
ただしここの高速はかなり不可解で二本並んでいるのも不思議だが右に行くには左でなくてはならない?

地図では理解出来ないので昨日下の一般道から研究、観察した。 目的地は世界遺産ボイ渓谷の教会群だ。

出るとすぐに右の窓からはモンセラート山が望める。
 

昨日と同じ高速をレリダまで行き山道をピレネーに向かって北上する。
次第に周囲は山がちになる。 最後は 10 連続トンネル!
 

ボイ渓谷に入る。



ピレネーの山中に教会群があるのは圧巻!!  正面に最初のコルの聖堂が見えてくる。

中心地パルエラにも教会があるが案内所 ( i ) は最奥のエリルラヴァルにある。シェスタ前( 2 時)に着く。
宿もあるので今夜を押さえておく。

今日の宿  ボイ渓谷 オスタル ラプラザ 7100 円 二人朝食付 

決めた宿は宿はサンタエウラリア教会の塔の真ん前、無論世界遺産の一部。


9 ヶ所のロマネスク様式の聖堂が世界遺産の対象だが内 8 ヶ所を “ 押さえる ” ことにする。
内 3 ヶ所は内部が見られるので ( i ) でチケットを買う。各 2 ユーロ。

中心地パルエラのサントフリュー教会(聖堂)、 ここの集落に一軒だけ食品店がある。

店がコーヒー店を兼ねるので頂く。





ここはライトアップがあるとの事で出来たら来よう。

タウルには二つの教会がある。  まずサントクリメント教会










二軒目は坂を登った奥にある。億と言ってもこちらが集落の中心だ。





素晴らしい中を見せていただいて全部で 2 ユーロでは申し訳ない。


ハイキングコースの起点だ。スキー場もある。


少し下った集落ボイにもサンヨハン教会がある。




一度本道に戻ってさらに細いヘヤピンカーブをかなり登った最奥ドウロにナティフィタート教会がある。










ドウロの教会前は広い牧場


2 Km は下流になるが、カルデットという集落に行く。



結構本道から登った所にある


近くにもう一つヘアーピンカーブをさんざん登った先に今回予定の最後ラサンプシオ教会が


明るい内に “ 片付けた ” のはスゴイ!

宿のエリルラヴァル付近に戻る。サンタエウラリア教会遠望。


周囲を歩く。谷から遠望


建物は残さなくてはーーー





部屋の窓から世界遺産、 近い将来非常に贅沢な “ 景色 ” になってしまうだろう。


思いだしてライトアップのある中心部のサンフリュー教会を写しに出かける。


宿に戻る。宿の前の路地。我が家の前もライトアップだ!






部屋はメゾネット、一階にダブル、二階にツイン。 値段にそぐわない豪華さ!

申し訳無い程の贅沢な夜!!



2004年3月17日 (水)

美味しい朝食


どの都市からも日帰りは困難だが、団体が押し寄せるようになったら宿が逼迫すると思う。 
険しい山道だが良く整備されている。


これから西に向かう。ビルバオのトラムはメインだ。
道はトコトン山を下ってはるか南のバルセロナ、ビルバオ間の幹線を西進がセオリーだ。

だがせっかく “ 山奥 ” に入ったのだからシャバには出ないで地図でも複雑な山の中を横切ることに決定!

ボイ→ Benabarre → Barbastro → Huesca → Santa Maria

この辺りからはピレネーが美しい。 ハーカの町の近くを通る。




山の上の集落、生活は大変じゃないかな?




ここからはパンプローナ、ビルバオとほぼ道は真っ直ぐだ。パンプローナは今回は省くことにする。
パンプローナは映画「日はまた昇る」以来あこがれの地だが先があるし私一人ではない。

メインの道に出てスタンドのカフェで一服


特徴的な村のスタイル


ビルバオは地形が複雑でわかりにくく更にどこも渋滞が激しい。その上至るところ工事だ。
15 分ほどグルグル回ってトラム線路近くの P に停めて写しに出る。一日券 3 ユーロ。

トラムの線路越しにグッゲンハイム美術館









全線押さえる。多分 5 Km 程度かなーーー

出来たらじっくり廻りたい町だが日にちがたりない


バルセロナ ibis で予約したビルバオ ibis が見つからない。約一時間かかってようやく見つける。
ビルバオと云いながら隣町バラカルドだったからだ。 しかし立派!


ここは最近よく見る郊外新興商業地だ。巨大スーパーが目の前だが遙か彼方の横断橋廻りで 15 分掛かる。


今日の宿  ビルバオ ibis バラカルド 7800 円 二人 P



2004年3月18日 (木)

ちょっと疲労がある。昨日の山道はきつかった。トラムの追っかけも過激だった。 B 氏は乗ってるだけ。

ポルトガルのポルト ibis を予約して貰って世界遺産ブルゴスの大聖堂に向かう。
どう言う訳かブルゴスまで高速が 14.8 ユーロと高い。

ブルゴスの大聖堂


入口の門

ここも内部が聞きしに勝る超豪華








後は今夜の宿、ポルトガルのポルトまで一気だ。650 Km ぐらいかなーーー

選択肢が二つある。ブルゴスからレオンの向かうのは一部高速も出来て主要道だ。でもレオンから
南に向かう都合の良い道がない。
一本南のパレンシア、ペナベンテ廻りにする。

車は殆ど来ない。道は良く整備されている。周囲は一部荒れ地もあるが一面の畑あるいは牧場だ。
B 氏と一昨年のアメリカの中西部そっくりだね、と話す。 話しながら 120 Km でぶっ飛ばす。

ベナベンテを過ぎたところで高速になりビックリする。
調べると南東マドリッドからが合流するのだ! なるほどーーー

ペナベンテから約 150 Km 進んだベリンで出て南に折れてポルトガルに向かう。

オスタル兼ドライブイン


とても国境越えとは思えない田舎道、なおかつ国境施設は何も無いのどかなところ。通り過ぎてから気づく。

メインの道を止めてシャベスから西へ田舎道を行く。地図上でぐねぐねだが実際はそれ以上だ。楽しい。


何キロも続くエリカの畑、畑かな?

ダム湖もいくつかありいわゆる景勝道路だ。


バラガから高速に入る。
ポルト市内から 15 Km ほど手前のサービスエリアにポルト 4 軒の内の 1 軒 「 ibis 高速」がある。
ビルバオで最安を頼んだらここだ! 最高!
39 ユーロ朝食付き、 ここは標準型ではない。「買収型」でそれも改修中だ。


今日の宿  ポルト ibis ポルト北 6400 円 二人 P

時差を 1 時間遅らせてから暗くならない内に市内に偵察に出る。
何と宿泊者にはこの先のゲートの無料通行券を渡される。先にチェックインして良かった。

町をグルグル回って車から一度も降りないで戻る。

夕食では大失敗!!
このレストランのやり方が、大皿、中皿、小皿それぞれ幾ら、と云うのを知らなかったため
二人で計 45 ユーロの “ 超高価 ” 夕食になってしまう。

見てたら教えてくれるべきだ!!  レストランがテナントなのも教えてくれない理由かな?



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