6

本体の「路面電車の写真」などと重複する写真があります



2003年5月8日 (木)

料金の安い「豪華ホテル」の朝食は豪華だ。
オムレツ、サラミ 5 切れ、ベーコン 2 切れ、ルーマニアの肉団子 2 個、チーズ 3 切れ、
パン、コーヒー、ジュースはご自由にーーーー  野菜が少ないのが欠点!

バスでデーバに向かう。デーバはコマネチの出身地だ。何かあるかな?



コマネチさんの町、デーバ


次のバスまで 2 時間の間に見物予定だったがテイミショアラ発の一つ前のバスが遅れて即乗り継げる。
乗る以外にない。 バスはシビウ行きだ。




車窓、この辺りも木が少ないなーーー

結果、予定より 2 時間早く 12 時 45 分にシビウに着く。

駅でトラムを聞く。バスで 30 分の所に細々と走っているだけと言う。トロリーバス 1 番で終点だ。
急遽ここの泊まりを止めて、駅に荷物を預けてバスに乗る。預かり賃 220 円。
トラムは丁度単線の終点を出るところだ。急いで数枚写す。




しばらく帰ってこないと言うから町に戻る。
 

立派な城壁、町の由来は全く分らない




   

ブカレストに向かう訳だが途中今日泊まる適地を探す。世界遺産ホレズに行こう。

入り口はラムニツバルチャだ。ラムニツバルチャ行きは一日一本だが 16 時 5 分と理想的だ。

チケットを買おうとすると「おばさん」が急げ、と言う。
そこに来たブカレスト行きが 15 時 30 分発でラムニツバルチャに停まると言う。ピカピカのバスだ。

バスは一時預けからザックを出すのを待ってくれる。大汗をかく。でもエアコン車だ!! 320 円で 2 時間だ。

この路線は景色は最高だ。トランシルバニア山脈を南北にぶった切る、高山線沿線によく似ている。






ローカルバスではなく、即ち都市間特急なので 2 時間以上早くラムニツバルチャに着く。
バスターミナルでは客引きが押し寄せるが振り切って着く前にバスの窓から見えたオシャレなペンションに行く。
 今までの元一流ホテルではなく新しいドイツのガストホフ風の建物で一階はレストランだ。

高くてもいいと思って即決したが驚くべき安さだ!!

今日の宿  ラムニツバルチャ P 2000 円  朝食付 


6 時前でまだタップリ明るい時間が有るので町に出る。 目の前が駅だ。


踏切番(死語)、昔日本でも見たな、懐かしいーーー


手前ドアを閉めて客扱いをしない車輌はプッシュ時の制御用と思うが、古いジーゼル機関車を制御出来たっけーー


市場


世界遺産「ホレズ修道院」に明日行くタクシーを物色する。3 台目で決める。 
往復 80 Km 程度と思う。4000 円で手を打つ。

ホテルの夕食にルーマニアワインを取ってみる。あまりの美味しさに一本空ける。
ここはミニスカートのオネエサンが「給仕」してバンドががなる。

チップ込み 1800 円!!  立てるか心配だったが無事部屋に戻る。



2003年5月9日 (金)

朝食の終わる前にタクシーが到着する。ブカレスト行きバスのチケットを買っておきたかったが後にする。

タクシーは大当たりだった。英語が上手でフランス語も OK だ。法学部出身のインテリだ。
車は Daewoo だが新型マテズだ。3 歳の娘の写真を見せてくれる。

昨日渡した私のトラムのページのアドレスから見てくれていて感想を述べてくれる。
マテズは格好良くなったが燃費は 8 キロで性能的には問題と言う。
毎回楽しい田舎道

     

40 分で着く。 ホレズ修道院
   


静かなたたずまい、パンフレットが読めないから全く分らない。内部がヴァチカンを想い出させるほど素晴らしい。




周辺も歩き回る






帰る頃、団体のバスが数台来る。誰もいなかった所は急に入り口に並ぶほどだ。


ドライバー君がなじみのカフェでご馳走してくれる。


メールのやりとりをする事になるだろう。

バスターミナルが 2個所にあり 2 個所目に好都合のが見つかった。2分待ちで 12 時半が出る。飛び乗る。
バスはさらに快適だ。 


  

途中からルーマニア唯一の高速道路 114 号線を飛ばして 15 時半にブカレストに着く。
今回何泊もしている「ハヌルマヌック」に帰る。フロントは私の名前まで覚えている。

荷物を置いて CFR に明日のコンスタンツァ行きを買いに行く。IC 二等 990 円。
225 Km ノンストップの今、最上級の列車だ。

中庭の焼き肉の匂いが何十年と周囲に染みついている。

今日の宿  ブカレスト H ハヌルマヌック(六泊目) 4000 円  朝食付 




2003年5月10日 (土)

7 時の列車に乗るため 5 時半に出る。朝食は捨てる以外にない。荷物を預かって貰う。

駅には西欧で見る新型近郊ジーゼル車がある


コンスタンツ行き急行は快適だ。土曜日なのに空いている。昨日はチケットが取れないかと心配した。カフェがある。






出てすぐにチャウシェスク専用駅がある。 我が国、原宿専用駅より立派だ!


大河ドナウの橋
  





ドナウはここから約 120 Km 北に向かうが運河ですぐそこの海への短絡がある。放水ではなく船便と思う。
  

コンスタンツァ着、 黒海沿いのせいかブカレストより 10 度は低い。20 度ぐらいかな?


メインストリートのシュテファンチェルマレ通り。シーズンオフで空いている。


町からすぐに海岸




 トラム





14 時半のミニバスでトゥルチャに行く。ドナウデルタを見たいから行く。ここは 1 時間に何本も出る。400 円。

バスの飛ばし方は半端ではない。ミニバスは個々で競争なのではないか? 16 時過ぎに着く。

宿は目に入った中からホテルユーロポリス、 2 泊頼む。
同時に明日のデルタツアー(船での一日旅)を頼む。

今日の宿  トウルチャ H ユーロポリス 3200 円  朝食付 


ビールはいつも口に合うチュックを頼む。大手はウルサスだ。

西ヨーロッパ諸国ではホテルで夕食を取ることはほぼない。



5 月11 日に進む

5 月 4 日に戻る