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本体の「路面電車の写真」などと重複する写真があります



2003年5月11日 (日)

シーズンオフである事は間違いない。閑散としている港に向かう。宿で船の場所を教えて貰った。
何と昨日私に客引きをした「お兄さん」の船だ。お兄さんは連絡で私を予想していた。日本人はいないもんな。

日本人いっぱいいるよ、と言うので仰天する。 コレなんだ!!


俺たちには関係ないと言う。決まった船に乗るようだ。

すなわち我々のは「零細企業」だ。

お兄さん 2 人の船に客は 4 人、スイスの実業家、イギリスの定年ご夫婦、そして私。
誰もいない波止場



早速ペリカンのお出迎え




お馬さんのお出迎え


コウノトリのお出迎え


白鳥のお出迎え、何で今、暑いここにいるのかな?


スリナへの定期船


同業者

これが基本の景色


ランチの準備


瓶の中はワイン、奥に予備がある。8 リットルあると言う!

一応コースになっている




  

  

  
我々はトゥルチャ周辺 10 数キロを廻る。
河口のスリナは 100 Km 先だ。人手が入らない本格的「野生」のデルタは遙か先だ。

10 時間 30 分の船旅を終える。
ところで料金だが昨日ホテルで払ったがいくらだったか思い出せない。
簡単に払ったのだからそう高くはなかっただろう。

今日の宿  トウルチャ H ユーロポリス(二泊目) 3200 円  朝食付 




2003年5月12日 (月)

コンスタンツァ行きのミニバスは次々出るので一台待って最前部を取る。




コンスタンツァから南のブルガリア国境までの 60 Km は間断なくビーチリゾートだ。
一番近いエフォリアノルドにバスで行ってみる。「解放」前からリゾートだ。




「国営」の宿泊施設は分割民営化で一棟ずつ経営が異なる。今は殆どが閉まっている。


外国資本も入っている。数年後はスゴイ事になるんじゃないか?


開発されていない部分は心地よい環境、 海へ続く道ーーー


一方で廃墟も、破産で廃墟と作りかけ廃墟の二種類。


帰りもノンストップの最上級インターシティで最後の記念に一等を買う。これ以上の切符はない。1460 円


  

ブカレストに着く。予想通り 10 度は高い。熱風が襲ってくる。


夕食はピアッツァウニリ(統一広場)のデパートウニリアで調達。部屋で頂くのはここでは 2 回目だ。
ダノンミックスフルーツヨーグルト 2 個、キャベツのサラダ 200 g、いんげん煮付け 200 g、
チーズ 1 包み、鰹の卵のペースト 1 瓶、ビール

今日の宿  ブカレスト H ハヌルマヌック(七泊目) 4000 円  朝食付 


部屋でも中庭のバンドの演奏が聴ける。



2003年5月13日 (火)

夜中も暑いが乾燥しているためか我慢出来ないことは無い。
驚くことに統一広場の全景が見えていたのにいつの間にか木の葉で全く見渡せなくなっている。

まず明日の空港行きバスの停留所を確認する。広場の反対側だ。

今日一日はブカレスト探索だ。昨年まではフィルムの消費が重要な関心事だったが
今回からメインがデジタルだ。枚数の心配が減ったのでブカレストはかなり押さえた。
カメラはオリンパス C-730 で高級とは言えない。でも写る。予備は IOS-55 でフィルムだ。予備の方が高い。

最新ショッピングモール、ブクレシュティ(ブカレスト)にトラム No.30 で行く。

聞きしに勝る威容だ!


カメラを構えたら 2 人のガードマンが二方向から飛んでくる。
その後どの売り場に移動しても背後に気配を感じる。出る時に手を振る。警戒警報解除を出していいよーーー

ビクトリア通りのカフェ




来てすぐにヘラストラウ公園に行ったので最後にティレネトウルイ公園に行く。どちらも広大だ。

宿に帰る。最後なのでじっくり眺める。


昨日デパート調達品が美味しかったので今日もデパ地下に行く。

イクラのサラダ(魚の卵は皆イクラだから親は不明)、チーズ(名前は分からない前に買っておいしいヤツ)
キウイフルーツ、普通のサラダ、ビール、テナントのケンタッキーフライドチキンの茹でトウモロコシ 2 本
水、パンで 1120 円、
レストランでフルコースと同じ金額になってしまう。

部屋の下では宿のバンドの演奏、タダで聞く。

今日の宿  ブカレスト H ハヌルマヌック(八泊目) 4000 円  朝食付 




2003年5月14日 (水)

夕べ 9 時前に寝た。3 時半に起きてシャワーを浴びる。もう寝ない。

支度をしている内に 6 時発のバスの時間になる。
今の時間フロントはガードマンで顔見知りだ。お別れをする。また来ると当てのない事を言う。

飛行機は共同運航便のルーマニア、タロム航空だ。機内誌の特集は我々のホテルだ。


来るとき見た雪のトランシルバニアの山々は猛暑ですべて地肌だ!


イタリアの海岸が見えてくる。


ローマからはやはり共同運航便の JAL のジャンボだ。 空いていて 3 席取って横になる。

デジタルの良さが身にしみた旅だった。写してすぐ確認出来るのが素晴らしい。

お金が減らないのもご機嫌だ。17 万円残して帰って「財務大臣」を喜ばせる。



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