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本体の「路面電車の写真」などと重複する写真があります



2003年5月1日 (木)

今日の朝食は昨日のヨーグルトに代わってクランベリージュースだ。オムレツは連日だ。

外に出ると薄曇りだ。昨日暑かったので助かる。
出発時間まで近くを写す。

本格的な改修工事だ。




ティミショアラの町はルーマニア No.1 の整備状況ではないかな。
「革命時」はかなり激しかったと聞いているけどーーー
   

9 時のオラデア行きのバスでアラドに行く。


バスの最前部を占領する。 56000だがおつりが無くて 60000 払う。240 円だ。

どこまでも快適な車窓




オラディア行きのバスをアラドで降りて鉄道駅を覗く。アラドはオラデアと共に西からの玄関口だ。
国際列車が 7 本入っている。ウィーンとプラハから各 1 本、残りはブダペストからだ。
ここのトラムも小規模ながら路線網になっていて多分 9 系統だ。

これを見てしまうと全線乗りたくなるが無理なのは はっきりしている。

ティミショアラがドイツのお下がりがいっぱいなのに対してここはまだ少ない。古いのが多い。 

外では見ない「簡略」ボディがある


 
テイミショアラのような活気はないが歴史を感じる落ち着いた町だ。
  

アラド県庁


範囲を広げないで中心部だけで終わりにする。
  



12 時 55 分の列車でティミショアラに戻る。乗った車両はチェコからのお下がりだ。110 円だから悪いみたいだ。


往路バスからも見えた 2 本の塔の教会


ティミショアラに戻る。トラムに専念しなければーーー

トラムも町に溶け込んでいる




工事が本格だと車両も滞る。






ティミショアラは見所が多い。ルーマニア正教会


夜はライトアップ


夜も賑やか




  

スーパー「ヴィラ」で夕食を購入

今日の宿  ティミショアラ H ノルド(三泊目) 2550 円  朝食付 




2003年5月2日 (金)

8 時 10 分のバスでオラデアに向かう。19 人乗りのミニバスでベンツだ。
  



オラデアは勝手知ったる町で即、ホテルアストリアに行く。
払おうとすると財布がない。
思い起こせばトラムに乗るときに 5~6 人に押し込まれた。不審に思ったがその時スラれたと思う。
1 万円弱の損害だ。多分スラれたのは生まれて初めてと思う。




気分が悪いので次のシゲットマルマツエイまで行くことにして 14 時 30 分のバスの時間まで写す。




シゲットマルマツエイ行きバスは 1 日 1 本だけだ!!

例のバスチケット、終点までだからかなりの長さ!




突如タイヤから煙が出る。 止まる。 水を掛ける。 走り出す!!
  

バスはちゃんと走りつづける!


ドライブインで小便休憩


ここはルーマニアの北西端、首都から見ると最果てだ。 でも見方によれば最も西欧寄りだ。


サツマーレ駅前、 予定では乗り継ぎだがこのバスで引き続きシゲットマルマツエイまで行ける!


このバスでクルージナポカ大学地理学科大学院生のクリスチーナさんに出会って楽しいのは勿論だが
この辺りの「知識」を供給して頂いてとても有意義だった。このバスに私を乗らせたスリに感謝!
20 時に着く長旅だったが全く退屈しなかった。

今日の宿  シゲットマルマツエイ モーテル ブッチ 2000 円  朝食付 


クリスチーナさんに教えて頂いたモーテルブッチに行く。 2000 円で朝食付き。2 泊頼む。


夕食はビール込みで 800 円!!




2003年5月3日 (土)

この町を西に流れるティサ川はここから上流つまり東ではウクライナとの国境だ。
この川はさらに下ってハンガリーに入りドナウに注ぐ。
ルーマニアの南側はドナウ川がセルビアモンテネグロとブルガリアとの国境になる。
ややクリスチーナさんの受け売りもあるが、つまり 3 方をドナウ流域で囲まれている。
さらに数日前に通った東側モルドヴァとの国境もドナウの支流だ。
かなり広い国でありながらドナウ流域以外の土地が殆ど無い。世界的に見ても非常に珍しい国だ。


モーテルブッチを後に今日の計画に進む。

クリスチーナさんからのお奨めでネグレシュティオッシュ、チェルテーゼ、サプンツァを巡る。
タクシー以外は考えられない。最低 80 Km であちらこちらだ。
クリスチーナさんに相場を聞いて 50~60 万ぐらいとの事で外国人は倍かなとの事、コレはと思うタクシーに聞く。
150 万と言う。3 台目で 120 万、4800 円と言うので決める。
この町で 2 台しかないワーゲンゴルフ?でエアコン付きだ。若いドライバーが自慢する。


行きがけに川向こうがウクライナという場所で停める。


道は快適だ。


地区全員が出稼ぎで出来上がった「豪邸村」チェルテーゼを見る。ほぼ全戸エレベーター付きという。
  


優雅な生活
   

町を出れば普通のルーマニア、 豪邸の地区が限られている事情は分からない


「動物」はとても多く見る


ネグレシュティオッシュの博物館は残念ながら休みだが町そのものが見応えがある。




どうもここはもう博物館の中のような気もするが問題もなさそうなので歩き回る






チェルテーゼ、ネグレシュティオッシュと廻って最後はサプンツァだ。 のどかな道中!


ここだけが外国に観光地として知られている。 墓標がカラフルと言うだけで有名と言うことだ。
イタリア、スエーデンなどのナンバーの車が来ている。

入口






   





課外授業かな


途中の風景が飽きないのが良い


とても貴重なドライブだった。
シゲットマルマツエイに戻ってピザ店でクリスチーナさんと会い「戦果」を報告する。。


礼を言って別れる。

まだまだ明るい。この町シゲットマルマツエイのマラムレッシュ地方民俗博物館に行く。3 Km 歩く。
  



  

ここも結構素晴らしい。
嫌みで言う訳ではないが施設の外も、つまりまわり一帯が民俗博物館と言っても良いと思う。

今日の宿  シゲットマルマツエイ モーテル ブッチ(二泊目) 2000 円  朝食付 


今夜は「準」フルコースだ。 1180 円、ちょっと高めーーー





無論食べきれない



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