2003年4月26日 (土)
ガラツィ行きのバスは一日 1 本で 10 時 20 分だ。 当然、昨日のうちにチェックしてある。
アウトガーラ(バスターミナル)の空気は最悪だ。バスが一番の空気汚染源だ。
時間ギリギリまで外でトラムに精出す。
マクドナルドのトラムはどこの都市にもあるようだ
バスは満員に近い。7 時間の旅がもしずっと満員だと動けないので景色が片方だけだ。
バスのチケット、 すべての所で同じ方式、運賃の所で切る。
終点から終点まで乗る人は少ないようで一枚でカバー出来ない。 220000 レイと言うことかーーー
バスは国境沿いを走るが僅かな区間、あれが隣国モルドヴァという所を通る。。
この国境線は多分世界一激しくクネクネしていると思う。川が国境だが細い川が長距離にわたり
クネクネして続いているのが不思議だ。
ずっとそうだが木が少ない。切ってしまって植えてないと思う。
どこもそうだが草が少なく牛が多い
長距離バス休憩所!
蒸し風呂バス「バスバス!」から一時的に解放される!!
単調を少しガマンすれば至ってのどか、悪くない
無事ガラツィに着く。いつも通り宿探しが最初ーーー
ツェントル(中心)にはホテルが二つあり前回の「ドナリア」に行くと休みだ。
自動的にもう一つのホテルガラツィだ。
今日の宿 | ガラツィ H ガラツィ | 4700 円 朝食付 |
同時に美女が「夜の予約」を取りに来る。断る。けっこう美人なのでちょっと怖いーーー
ここは工業都市だが他の所ほど廃墟がない。ドナウの水運のおかげでつぶれないのではないか?
その人たちが「お客さん」だ。きっとーーー
トラムは後にしてドナウ川岸へ歩く。ドナウは “ 堂々と ” している。人の往来も多い。
川を望まないカフェ
公園もいたってのどかーーー でも例に寄って大人ばかり。
「がラツィの斜塔」
トラムも写す
ガソリンスタンド、“ 近代的 ” なのも結構有る。
九階建ての宿、建てた時は素晴らしかったと思う。
ドナウの鱒が美味しいと言うので頂く。この辺りのにしては小さいな。
東欧の発酵食品「赤キャベツのザワークラフト」が出てご機嫌。大好き!
ビールも入れて 660 円!!
2003年4月27日 (日)
朝食は私一人だ。夕べの激戦? で皆疲れているのかな? なにせ美人だもんなーーー
日曜日はトラムが少ない。特に朝は少ない。来ない。まれに来るのを写してブレイラ往復を考える。
鉄道で 30 Km だが不安だ。
タクシーだ。15 分ほど物色して話しかける。若いのは英語を話すのがいる。
往復 2000 円で手を打つ。標準価格の倍だ。ブレイラで 2 時間あちこちと言うことで決定!。
ブレイラではキチンと仕事をしてくれたのでドライバーとしても早く済んだわけだ。ブレイラのトラム、ドイツのどこから来たのかな?
車は Daewoo のチコ、800 cc、最も多いタクシーは自国産ダチア 1310 だが燃費が悪いそうだ。
チコは 4000 ユーロ、ダチアは 6000 ユーロと言う。自国産が良くないのは残念だろう。
チコは生産を止めてマテズを作り始めたがクライオバの Daewoo の工場が操業を止めたので不安という。
Daewoo は日本では評判が良いか、と聞かれて返答に窮する。
ガラツィに戻ってドライバーに礼を言う。17 時 35 分発ブカレスト行きが丁度ある。
ガラ空きな雰囲気なので 2 等にする。 1160 円。
「アイムホーム」と言うと顔を覚えていてくれた。本当に家に帰った気がする。
今日の宿 | ブカレスト H ハヌルマヌック(四泊目) | 4000 円 朝食付 |
スーパーの調達品。
2003年4月28日 (月)
夕べどっさり洗濯をした。もう乾いている。ハンガーが山ほどあるのが良い。
袖無しのキルティング(ベスト)とセーターが不要になる。大ザックの下に詰める。
イースターマンデーで殆どの店は休みだ。CFR(切符前売り所)も休みなので切符が買えない。
今日初めて持ってきた傘を使う。町中散歩に出る。午前中はトラムも来ない。チミジウ公園に行く。
農村博物館に行く
植物園に行く
気根
今日は宿のレストランで頂くかな?
一日休養日と言った感じで過ごした。トラムの「仕事」をしてないなーーー
今日の宿 | ブカレスト H ハヌルマヌック(五泊目) | 4000 円 朝食付 |
2003年4月29日 (火)
ついに全荷物を担いで動く日がやってきた。
ブカレスト発 8 時 30 分の特急一等でクライオヴァに向かう。
今日は素早く並んで買って「助っ人」に手を出させない。
列車は単調な中、クライオヴァに着き即次のティミショアラ行きチケットを買う。
14 時発、特急一等でティミショアラが 19 時 24 分だ。 1850 円
ここは駅近くにトラムが来ていない。即タクシーにする。
商談だ。至近のトラム停留所から線路に沿って終点で、またここに戻る。800 円で商談成立。
トラムが全然来ない。終点に3 台あった。それぞれ違う所に停まっているので写すのに好都合。
次は15 分後だ。戻りながら対向のトラムを狙うが来ない。廃工場を横目に終わりにする。
良くやってくれたのでチップを 80 円渡す。
途中で出会ったお葬式
クライオヴァからは景色に変化が出てきた。
はるか下にドナウ川が見えてくる。
ドナウ川に沿う
北の方と違ってここいらは木をやたらには切らないようだ。
一等車、今までで一番良い
空いているし景色も上々
ドナウと分かれた後はさらに良い景色! トランシルバニアの南麓だなーーー
次々とオシャレな駅
テイミショアラに着く。 手早く宿は駅から 1 分、ホテルノルドに即決!
ビジネス宿のようで初めてのシングル。 良さそうなので 3 泊にする。
今日の宿 | ティミショアラ H ノルド | 2550 円 朝食付 |
2003年4月30日 (水)
朝食にヨーグルトが出るのはルーマニアでは多分初めてと思う。ドイツ風と言うか、美味しい。
外に出る。この町は今まで見た中では一番手入れが進んでいる。西欧並だ。動いても目立たない。溶け込む。
トラムはあちこちで線路を全面的に入れ替えている。補修とは思えない新設に近い。
元ミュンヘンかブレーメンか?
ドイツで使用時のタダ乗り罰金の表示がそのまま
11 時 30 分のバスでレシツァに行く。一日一本だ!! 安いながら座席指定だ。240 円
またまた「蒸し風呂バス」
山奥に分け入る感じで景色は良い。
2 時に着く。多分そうだと思ったが鉱山町だ。バケットリフトが住宅街の上を走る。 でも止まっている。
工場は閉鎖、規模の大きいのが多い。
ここのトラムは車掌が乗っている。人材は豊富なんだろう。
車両はドイツ時代のそのままで動いている。ドルトムントからのようだ。
「機関車博物館」 マニア垂涎! ゴロゴロある!
この町は一筋の谷間に沿って細長く連なっている。そこに一本線路が続いているわけだ。すべて押さえる。
戻りはバスはない。鉄道だが 19 時 20 分発でティミショアラが 22 時 35 分とバスより遅い。
車両は書くのもはばかられる。
サンドイッチとビールを買い込んで乗り込む。ビールは 500 が最小だ。
今日の宿 | ティミショアラ H ノルド(二泊目) | 2550 円 朝食付 |
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