11 日目 2002年4月8日 (月)
フロントに “ 食料 ” を取りに行く。今日はチョコレートマフィンとコーヒーだ。
今ここはアパラチア山脈の東側裾野だ。アパラチア山脈の分水尾根、つまりてっぺんにはブルーリッジハイウェイが
延長 470 マイル約 750 Km がある。一気に登ってハイウェイに出る。田舎道風なのでビックリ。
山頂なのに牧場があったりする。
アパラチア山脈にはいわゆる支脈が無いに等しい。両側は下に並んで谷、と言うより平野が続いている。
どちら側も連続している程ではないが眺望が開ける。
西側は映画「シェナンドウ川」のシェナンドウ川だ。
殆ど車が来ない。 世界遺産には人が集まるがそうでないと来ないのか?
いたってのどか
とことん進みたい気分だがシャバに降りることにして I-29 でシャーロッツビルに向かう。
途中の世界遺産トーマス ジェファーソンの自邸、モンティセロに寄る。11 ドル。
園内バスは無論タダだ。
ジェファーソンは一昨年フィラデルフィアの独立記念館で貰った大量の日本語資料で大体知っている。
シャーロッツビルで宿に行く前にやはり世界遺産のヴァージニア大学の建物群を見る。
ここは調査不足でなぜ世界遺産か分からない
大学前の宿はレッドルーフインだ。
今日の宿 | シャルロッツビル H レッドルーフイン | 7800円 二人 |
無料の町内バスで町に繰り出し有名ピザ店でピザにする。
B 氏の携帯が利用可能範囲に入っているので日本との連絡は問題なくなっている。
本日の走行距離 506 Km
12 日目 2002年4月9日 (火)
11 時半にワシントンに着く。
ワシントンではボディチェック 2 回、X 線検査 2 回、計 4 回の “ お取り調べ ” を受ける。
駐車場では鏡で車の下側まで検査!
ポトマック河畔の桜が真っ盛りだ!! 人出は多いが外国人は少ない感じ。
何で日本人がいないんだ! たった一人会ったのは TBS のカメラマンだ。
国会議事堂
ホワイトハウス、今工事中のようだ。
スミソニアン博物館か?
偉いお方の車かな?
4 時間の滞在、さらに渋滞でボルチモアが 5 時を過ぎる。
フィラデルフィアまで行く予定だがボルチモアのトラムは外せない。至近の駐車場に停めて走り回る。
有名レキシントンマーケット
フィラデルフィアは市街を避けてデラウエア川対岸のニュージャージー州側に宿を取る。
昨日と同じレッドルーフインだ。
今日の宿 | マウントローレル M レッドルーフイン | 7900円 二人 |
西部ではどこでも買えたビールがこちらではダメだ。B 氏は不本意ながら休肝日だ。
今日はバージニア州から始まってワシントン特別区、メリーランド、デラウエア、ペンシルベニア、
ニュージャージーと 5 州 1 特別区を走破した。西部に比べて州が狭い。
本日の走行距離 454 Km
13 日目 2002年4月10日 (水)
9 時 40 分フィラデルフィアに入る。前回もそうだったがダウンタウンの駐車場はどこも満員だ。
で、前回使った西の外れの駐車ビルの最上階にスペースを見つける。
地下をトラムが東西に走っているので問題ない。
ビジターセンターに行く。ここのビジターセンターはアメリカでは最高クラスと思う。
ビジターセンターの備品、じゃない、モデルさん。
リバティベルと独立記念館は外せない。
リバティベルは前回無かった “ 身体検査 ” があり入るのにやや時間が掛かる。
ここのトラムはコトコト走る、といった感じで好感がもてる。
「バクチ」の町、アトランティックシティに向かう。無論二人ともバクチはしない。
今日は宿は最上級のハンプトンインにする。理由はフロントでニューヨークのハンプトンインを取って貰うためだ。
アトランティックシティにはハンプトンインが二つあるので立地の悪い方にする。当然安いから。
74 ドル(前にも記したが 2 人でも同料金、チェーン、立地で金額に差がある所がある)で朝食が付く!!
今日の宿 | アトランティックシティ ハンプトンイン | 9600円 二人朝食付 |
2 日前のシャーロッツビルのレッドルーフインはランク下で朝はコーヒーとドーナッツだけだが同料金74ドルだ。
宿の金額設定条件などについて「研究」の必要が大いにある!
ハンプトンインはほぼすべて本来のモーテルの姿をしていない。外観はホテルだ。
入って即予約を依頼、マンハッタン対岸のニュージャージー州シーコークスハンプトンインに決定!!
夕闇が迫ってからアトランティックシティの町に繰り出す。“ 賭場 ” の豪華駐車場はタダだ。太っ腹ーーー
ジュウタンを踏み分けて「おばさん達」がスロットマシーンに群がるのを観察する。
B 氏が熱心にルーレットを観察していたらディーラーに注意される。
板張りの海岸通りプロムナードを散歩ののち、ヒルトンのバフェ(バイキング)で豪華に決める。16 ドル、飲み物別。
本日の走行距離 139 Km
14 日目 2002年4月11日 (木)
美味しい朝食!! 雲一つない上天気!
ガーデンステートパークウェイでニューヨークに向かう。7 車線の中央に流入する。200 Km で 3 ドルだ。
ニューアークに車を止めて鉄道でニューヨークに行く。25 分掛かるが 1 駅だ。
ニューヨーク、ペンステーションに着く。 地上に出ると正面にエンパイヤステートビルがそそり立つ。
入るのを止めて貿易センタービル跡に行く。地下鉄のトークンをゴソッと買う。
グランドゼロと名付けられたその場所は囲いがあり、「展望所」が設けられている。大勢の人だ。
入るためのチケットは 1.5 Km 東のサウスストリートシーポートの頒布所まで行かなくてはならない。
「ひやかし」を無くすため遠くまで歩かせる、と想像する。
2 年前に来たときにはそそり立っていた貿易センタービル、が今はない。 泣いてる人もいる。
スケジュールをこなす。スタッテン島行フェリーに乗る。無料だ。自由の女神を見るには最適だ。
貿易センタービルのないマンハッタンも一望だ。
同じ船の戻り便に乗るのがチョット大変!! 数十人同じ考えの連中が皆走る!
マンハッタンでは何かがあるなーーー
地下鉄を駆使してセントラルパークも押さえる。
ペン駅から帰るのだが駅に人があふれている。7 時を過ぎているのだが今停まっているのは 5 時 16 分発だ。
架線切れと分かる。8 時を過ぎてようやく動き出す。
これがケチのつき始めで P からクルマを出す頃には暗くなって道を迷い宿に 1 時半にようやく着く。
この付近で夜中は「大変」なのだが、マア無事と言うことで詳細は省略する。
今日の宿 | ジャージーシティ シーコークス ハンプトンイン | 12900円 二人朝食付 |
本日の走行距離 360 Km
15 日目 2002年4月12日 (金)
寝坊して 9 時半終了ギリギリで食堂に飛び込む。99 ドルと最高値の朝食を逃す訳にはいかない。
昨日書いたがアトランティックシティで押さえてもらったハンプトンインだ。外観がホテル風なのは同じだ。
今日も小雨の中、ニューアーク駅からニューヨークに向かう。
今日行ったところ
① セントラルパーク
② グランドセントラルステーション
③ タイムズスクエア
④ 国連ビルを見学
地下鉄でブルックリンまで行き対岸からも国連ビルを望む。観光客はこの辺り全くいない。
イーストリバー、対岸のマンハッタンの賑わいがウソのようだ。
⑤ 長いマンハッタンをバスで縦断
⑥ 再度スタッテン島フェリーに乗る。暗くなった空にグランドゼロからのサーチライトを見るためだ。
明後日で終わりと言う。乗ってる間に点灯となり歓声ががあがる。雲が多いおかげで反射が多く美しかった。
宿のニュージャージー州側から見たサーチライト
ハンプトンインの部屋
今日の宿 | ジャージーシティ シーコークス ハンプトンイン | 12900円 二人朝食付 |
本日の走行距離 56 Km
16 日目 2002年4月13日 (土)
今日でニューヨークは終わりだ。最後になったがニュージャージー州側に新しくトラムが出来た。
押さえなくてはならないが場所を見つけるのに 2 時間掛かってしまう。
ハドソンバーゲン線という名前に惑わされた訳でノースバーゲン市で探した。
実際は 4 つ隣のジャージーシティ市にある。
つまり将来延びた際の総合的な命名なのだろう。
折角のニューヨークなのでマンハッタンを車で制覇、に意見が一致!!
ホランドトンネルで一気にソーホーへ、
ところが車がぎっしりで流れていくうちにマンハッタン橋でマンハッタンを出てしまう。
そこはブルックリンだから今度はブルックリン橋で戻ろうとするがブルックリンクイーンズ道路に流される。
やむを得ずロングアイランド高速道路まで北上してトンネルで 42 丁目に顔を出す。
結構マンハッタン制覇には大正解かもしれない。
五番街、六番街の一方通行を往復して満喫した後、リンカーントンネルでニュージャージー州に戻る。
楽しかった!!
チャイナタウンにも足を(車を)のばす。
ここはビジネスルームがあるので BBS に書き込みをする。
最後の夜は B 氏のオゴリで寿司にする。
今日の宿 | ジャージーシティ シーコークス ハンプトンイン | 12900円 二人朝食付 |