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本体の「路面電車の写真」などと重複する写真があります



2000年3月18日 (土)

暑い日が続く。パンフレットに一年で 300 日以上は晴れと書いてある。まいったな!!
下着は長袖しかない。一枚の袖を切りとる。

今回の旅で初めてベッドにチップを置いて出る。イビス系列は不要だ。

狭い町だ。パンフレットから “ 片付ける ” 所を列挙する。
ベルベル城、スペイン村、アルムダイナ宮殿、カテドラル、サンフランシスコ教会、
それにヨハンカルロス広場とマヨール広場。

路地植えのシクラメンが見渡す限り満開だ。 今までは鉢植えしか見たことが無い、と思う。

ベルベル城

これだけの資材をどこから持ってきたのかな?




アルムダイナ宮殿


 

サンフランシスコ教会


スペイン村
  
本当の町と変らない




予定をすべて片付けた!! 暑い中よくやった!!  遊びの予定だけどーーー

今日の宿  パルマデマヨルカ H ミラドール(二泊目) 7590円 二人朝食付 



2000年3月19日 (日)

パルマの港を見下ろしながら朝食、 これだけでもマヨルカ島に来た甲斐があった。


今日バレンシアの火祭りと分かる。最初から知っていれば当然コースに入っていたはずだ。
トラム以外は “ 研究 ” していないんだから仕方がない。

飛行機の自由席は多分初めてと思う。30 分のフライトでバルセロナに戻る。

アッ、 駐車場は有料だったんだ! 3700 ペセタ払う。約 2400 円だ。

世界遺産が点在する町に向かう。トラムを写さなくてはならない。
今日はマラソン大会で海岸に沿ってコースがあるので山側のトラムに近づけない。
カタルーニャ広場近くのユニバーシタート駐車場に入れてカタルーニャ鉄道で行く。


一昨年来た時、小雨の中のトラムだったので再度の挑戦だ。








ノンビリしたいが今日の宿が 500 Km 以上先のフランスのツーロンだ。チビダボ行きのケーブルカーは諦める。

日曜でトラックのない空いている高速をフランス国境まですっ飛ばす。
スペインはガイドブックの地図だけで終わらせた。 バルセロナの行き来だけだからなーーー

サービスエリアから、手前がフランス方面

国境で使い残した 6000 ペセタを 212 フランに換えてさらに進む。

フランス側コラーユの急行


飛ばしに飛ばして夜 9 時半にイビス、ツーロンに着く。前のイビスから 2 泊予約してある。

今日の宿  ツーロン ibis ツーロン 5570円 二人朝食付 

本日レンタカー走行距離 512 Km



2000年3月20日 (月)

夜中に駐車場の車が浮くほどの豪雨!!

挨拶がヴエノスディアスからボンジュールとなって朝食だ。十分だが野菜だけが不足だ。
水も引いてきて今まで一度も無かったゆっくり 11 時出発!
軍港ツーロン


風が強くなりイエールでは車から出られない。暖房でセーターだ。全部袖を切らないで良かった。

コートダジュールの海岸沿いは国道 98 号だ。名うての混雑路も今日はガラ空きだ。
559 号がさらに海岸ギリギリなので移る。
鷲の巣村ボルムレミモザに寄る


559 をさらに進むとサントロペに出る。
今日はここから先には行かないことにする。のんびり、まったり、と言った感じだ。

町中のオシャレな駐車場。出てから海岸までに町をすべて見てしまう。


ペタンクおじさん




岬の砲台


港の砲台は大工事中


今日一日、十分休養が出来た。 

ツーロンに戻る。帰りは一本、山寄りの道で真っ直ぐだ。 距離は 2/3 位かな。60 Km ほどだ。

今日の宿  ツーロン ibis ツーロン(二泊目) 5570円 二人朝食付 

本日レンタカー走行距離 207 Km



2000年3月21日 (火)

今夜のイビスだが目的地のマントンにない。ランク下の E tap ホテルが有るので予約を頼むと OK だ。
会員証があるとチェックインも次を頼むのにも一瞬だ。

昨日の道からさらに山側に高速道路がある。 A-57、A-8 と乗り継いでニース着!
海岸の町ニースに行く前に “ 鷲の巣村 ” の一つサンポールドヴァンスに登る。
鷲の巣村は防御のために皆崖の上だ。崖が多いから鷲の巣村が多い?

壁で囲っていて大抵は入り口は一ヶ所


中はすっかり商店街になってしまってる


駐車場が無理やり傾斜地に穴を掘って作ったと言う感じでマニュアル車泣かせだ!!

山を下りてニースの海岸


素通りして次のビルフランシュシュールメール、映画「めぐり逢い」で素晴らしい景色だった。


モナコで一休み、これはカジノ。


モナコのナンバープレート


モナコの切手でカアサンは手紙を書く


ニースからマントンまではまたまた海岸沿いの崖上急カーブだ。右側通行だから海側だ!

国境の町マントン、 ジャンコクトー美術館前


レモン、レモン、またレモン


サンミッシェル教会への登り道


宿はマントン Etap ホテル、立地は最高、一ランク下とは思えない。

今日の宿  マントン E tap マントン 4260円 二人朝食付 


Etap はテンキーロック、鍵は無い。


窓から左を見るとイタリアとの国境ゲート


右を見ると旧市街

99 万ドルの夜景

本日レンタカー走行距離 230 Km



2000年3月22日 (水)

ここの Etap は「標準型」ではない。多分買収と思う。標準よりかなり上だ。

何事もなくイタリアに入る。地図は日本で用意したユーロアトラスで最良の使い勝手ーーー。


サンレモ海岸で休憩


イタリアに入ると道路状況がフランスとは違って狭いし駐車が多いし乱雑な感じになってきたので
サンレモから高速で進むことにする。高速は遙か山のうえで進入路は崖をよじ登る感じだ。

高速はトンネルが多いが出たところは遙か下に地中海で素晴らしい。右側が海なのが良い。
驚いたのは高速の料金所で 9000 リラのはずのお釣りが 4000 しかない!
100 m ぐらい走ってから気づく。マアその場でないと文句はダメだ。260 円くすねられる!!!

150 Km 走ってジェノバの埠頭の P に入れる。プリンチペ駅に向かうが子供のスリ団に遭遇する。
かわいそうだがポケットの入れた手を強くたたく。大人が近くにいるのが心配だが、人が多いから大丈夫だろう。

プリンチペ駅脇にある M と称する数駅だけのライトレールを終点まで乗って押さえる。
商店街を通って駐車場に戻る。駐車料金の所にも少年がへばりついていたが今はいない。
休憩時間か、あるいは取り締まりが来たか?

見所の多い海岸線だが今回は一気にピサまで進む。 残念だけどローマ空港からチュニスに飛ぶのが明後日だ。
ピサに入り宿を探すが密集した町で駐車場付きはとても高くて泊まれない。
ルッカ方面に目星を付けて 8 Km 程の所にお誂えなのを見つける。

今日の宿  ピサ郊外 H グランデュカ 7700円 二人朝食付 

斜塔にとって返す。1982 年の時は自由に登れたが今はダメだ。予約かな?
日本人は山ほどだ! 我々にも「ヤスイヨ」と声が掛かる。


ピサの横町
 

宿はどうも修学旅行生で満杯だ。うるさいのは仕方がない。

本日レンタカー走行距離 370 Km



2000年3月23日 (木)

朝食の時に地図を見るとここはサンジュリアーノと言う町だ。
朝食事の時に廻りを見ると軍隊も団体で泊まっている。個人客は我々の外には 4~5 人かなーーー

シエナに向かう。途中は心地よい田舎道だ。すごく小ぶりの水道橋がある。糸杉が珍しい。

トスカーナの平原だもんなーーー

BMW もゴキゲン

塔の町、サンジェミニャーノに着く。 山のてっぺんだ。




ドーモ広場の石畳は “ 木畳 ” 


サンゴスティーノ教会


山を下るとすぐシエナだ。  前に来てドーモが素晴らしいので是非見たかったが工事中だ。


カンポ広場は今日も人がいっぱい!


広場の宮殿、マンジャの塔


今日 3 つ目の世界遺産の町ピエンツァの向かう。
城壁に囲まれた町で壁の中には車は入れないようだ。  外の駐車場に停めて階段を登る。

簡単に言えば古色蒼然と言った感じのこじんまりした町だ。



壁に花、は町の方針か?




宿を見つける。 ペンション、オリビエラ  中は “ 近代的 ”  世界遺産になってから open か?


今日の宿  ピエンツァ P オリビエラ 4950円 二人 

世界遺産の真っ只中に寝る、実感が伝わる町だ。

本日レンタカー走行距離 210 Km



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