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本体の「路面電車の写真」などと重複する写真があります




1999年3月29日 (月)

いきなり花の帯を見る。独立闘争の犠牲者の追悼という。自由記念碑まで続いている。

リガの町はラトビア人とロシア人が混在しているので迂闊に内容を聞けない。

旧市街には見所が多い。この後さらに 3 泊するので落ち着いて廻れる。
リガ(ブレーメン)の音楽隊


火薬塔






トラムの背景に良い場所は多い。


市場の屋台でお昼にする。 スエリインシュなるモノが美味しい。チーズ主体だ。


さらに 2 泊を民宿にしてみようか。民宿はロシア系の「ナワバリ」のようだ。
生活を垣間見るため泊まることにする。
民宿案内所に行く。紹介して貰う。 明日の晩から 2 泊だ。
 
5700 円はホテルと比べると安くない。勿論朝食付き。
紹介料を多く取っているらしい。場所を見ておく。アパートでかなり古い。

明日のリエパーヤ行きのバスのチケットをバスセンターに買いに行く。朝 7 時、指定席 2.9、 600円。

トラムはその都度、車掌に払う。楽と言えば楽。
   

今日の宿  リガ ホテル ラデウンラウギ (二泊目) 6700円 二人朝食付 




1999年3月30日 (火)

指定席というので期待したがかなりボロバスだ。暗い中出発! サマータイムなんだ。
3 時間半掛かってリエパーヤに着く。軍港と聞いてきたが寂れている。

    バス

イースターの飾り付けは地味、 ロータリーのイースターバニー


トラムは駅から町に向かっているが単線だ。写しながら線路に沿って歩くが未舗装だ。凄いホコリ!



乗ってみる。すぐに大聖堂などが有る市街地だ。閑散としている。
   

キャビアのカナッペ、ノルウェーで知ったがタラコなどすべての魚の卵はキャビア。
デニッシュ、大盛りサラダ、コーヒーで 300 円!


走ってる車が全部自動車教習という場面に出くわす。免許取得がブームなんだーーー

トラムは今日走っているすべてを見てしまう。距離が短いんだなーーー

帰りのバスが少し程度が良いのに来た時のより 65 円安いのが不思議。

民宿ではオバサンが手を広げてお迎えだ。ただし部屋は良くない。バスタブも良くない。

今日の宿  リガ ロシア系民宿 5700円 二人朝食付 




1999年3月31日 (水)

今日は民族博物館と自動車博物館と博物館巡りだ。民族博物館はバス、トラムで 40 分の郊外だ。
バスの女性車掌が英語で話しかけてきたのには仰天してしまう。
川の氷が一部溶け始めている。昨日いきなり 13 度と春めいてきた。

民族博物館

全く人がいない。 貸し切りだ。日本で言えば明治村かーーー  かなり充実している。

瓦は日本とカワラない


懐かしいつるべ井戸


ここの川は厚く凍っている。 当然ここ辺りは今は零下だが動いているから分らない。


自動車博物館なる施設がある。アウディの社屋の中だ。解放前はどうだったのかな?
210 円と格安。この種の博物館は他国では普通は 1000 円以上はする。
ロシア車は山ほどだ。ブレジネフが事故を起こした車があるのが面白い。


ブレジネフさん


本物の事故車を持ってきたのかな?




リンカーンなどのアメ車、BMD がいっぱい有るのも面白い。ロシアの軍用車は滅多に見られないだろう。


「移動式ガソリンスタンド」チョット怖い


相変わらずここは人がイッパイだ。





今日の宿  リガ ロシア系民宿(二泊目) 5700円 二人朝食付 




1999年4月1日 (木)

我々以外に 1 人の宿泊者は日本人の男子大学生だ。カナウスの大学に通っているそうだ。
北欧がイースターで満員なのでこの辺りにしたと言う。 我々は結構際どい所をすり抜けたんだ!

飛行機の 2 時半まで有名と言われているアールヌーボー建築群を見に行く。凄い勢いで修復が進んでいる。
ゴテゴテ派手な外壁の彫刻だが悪くない。








来たとき旧市街と新市街を分ける運河が凍っていたが今さざ波が立っている。町中の方が早く溶けるんだなーー
運河沿いの公園を歩く。 オペラハウスはアンネ ゾフィー ムターのバイオリン演奏会だ。

ラトビア終了!!  空港行きバス停に急ぐ。

ストックホルムへは 1 時間のフライトだが時差 1 時間だから同時刻着だ。空港バスでただいま!!。


一日券を買って有名な地下鉄駅内部の「芸術」を見に行く。ここはチャンと写すべきだった!


郊外電車も写す


そのままガムラスタンに行く。細い路地を大聖堂、王宮と辿る。丁度灯が入り水面が幻想的だ。
ガムラスタン


土産物屋がイッパイ!! だが多くは閉まっている。 遅いのか? イースターだからか?




国会議事堂


ロッカーから長々入れておいたザックを出す。8 日間で 175 クローナと表示されている。

28 日にフロントで直接予約したホテルに行く。775 クローナで週末割引料金と言う。
イースターの前々日は休日なのだ。お礼を言う。  しめた、観光トラムも動くんだ!

今日の宿  ストックホルム ホテル エーンフェルド 11480円 二人朝食付 




1999年4月2日 (金)

コペンハーゲン行きは 12 時 12 分だ。時間はかなりある。
荷物をホテルに預けて トラム 11 時の始発前に反対側終点スカンセン島までブラブラ歩く。
観光船が客待顔の岸壁の遊歩道に人はまばらだ。朝日が眩しい。日差しは春だ。






香港のテレビクルーが車庫を取材して車両を動かしている。邪魔にならないように写させてもらう。



時間が来たので駅に行く。X-2000 の車両は快適だ。お食事が出る!! 景色も上々!


ヘスレホルムで乗り換える。一目でデンマークの IC だ。運転席に入れてくれる。独特の車体中央の運転台だ。

デンマークからフェリーに乗ってここまでやってくる。


乗ったまま海峡を渡ってデンマークからスエーデンへ国境を越える。
ただ今日はイースター混雑でフェリー運行が正常でない。1 時間以上、港で待たされる。

次がもう来ている

船では免税店が開く。わずか 30 分だが国際便だ。 両替所でクローナをクローネに換える。


世界遺産クロンボー城が見えてくればヘルシンガー港


コペンハーゲン中央駅着は 2 時間遅れとなる。


グラタンゲンのホテルで予約しておいたキャブインスカンジナビアにチェックイン
二軒あって別の方に行ってしまう。今は閑散期で他の方だけオープンだ。

今日の宿  コペンハーゲン H キャブインスカンジナビア 9900円 二人 




1999年4月3日 (土)

連泊なのでゆっくりだ。
今日は、お堀 → 植物園 → 美術館の庭 →カステレット → 人魚姫 →ゲフィオンの噴水 → アマリエンボー

ローゼンボー宮殿


人魚姫を後から


正午のアマリエンボー宮殿 衛兵の交代


ストロイエ → エロチカ博物館(写真×) → 郵便博物館(コーヒー&ケーキ = 有名らしい)→ 市庁舎

繁華街ストロイエは驚くほどの人人人! ちなみにエロチカ博物館は約 700 円で見所満載!


イースターバニー、 今これだと売れ残るなーーー


市庁舎前ではユーゴの旗が林立して NATO の攻撃に抗議している。

中華レストランでバイキング、一人 1800 円 → 連泊の宿に帰る。

今日の宿  コペンハーゲン H キャブインスカンジナビア(二泊目) 9900円 二人 




1999年4月4日 (日)

駅でコーヒー、絵はがきなどで財布をカラにして 7 時 55 分発ハンブルク行きに乗る。
(ユーレールパスからの差額)


すぐにコーヒーが届く。 イケネ!一等はコーヒーがタダなのを忘れていた。
目の前にコーヒーがズラッと並ぶ。 相変わらず車内は快適だ。

独特なデンマークの IC のスタイル、3 輛が 1 ユニットで 1 等は 17 席でうち 4 席は特別コンパートメントだ。
この列車は 2 ユニットなので普通の 1 等は 26 席しかない。当然満員だ。早く取っていて良かった。

いくつかの島を渡ってドイツ本土へはフェリーだ。車両から出て最上階のデッキに立つ。
空は晴れて波は静か、カモメが羽ばたき、ドイツ人はビールを片手にニコニコ顔だ。

デンマークからドイツへのフェリー、 一昨日超満員だったフェリー、今日ここはただの一台の車もない!!


ここも当然免税店がある。人気の所は決まっている


リガでの大学生以来の日本人に出くわす。カナダでの研修を終わって今ヨーロッパを自主研修という。
ビジネスマンはいいな!!  メモ帳は英語だ!!

英語でメモ、の人にトーマスクックの使い方の分からないところを教える。 私ってすごいな!

ハンブルク中央駅で IC に乗り換えるのだが駅が火事だ!! 我々のホームにはホースだ!!


パリまでは二つ乗り継ぎだ。予約がパーになったらたどり着けない!
煙が少なくなってくる。 何とか間に合う。


(ユーレールパスからの差額)


ケルンからパリへは「タリス」だ。
2 等で残念だが型式名は分からないが新型だ。先頭が最近出た TGV 二階建車に似ている。


(ユーレールパスからの差額)


ヨーロッパに着いた日に直接予約したイビスドゴール空港ホテルに無事収まる。
当初 11000 円が高いと感じたが北欧を廻った後では殆ど気にならない。

今日の宿  パリ ibis ドゴール空港 11000円 二人朝食付 


ホテルの寝室から



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