2002年12月8日 (日)
いわゆる普通の海外パッケージツアーに初めて参加する。
たしか以前一回、道後温泉二泊 2 万円の格安旅ツアーに行ったことが有るがそれ以来時々パンフレットが
送られてくる。たまたま見たのにトルコ 13 万円、そこにはトルコのトラム都市イスタンブル、コンヤ、アンタルヤ
すべてが含まれている。試しにどうだ、と「かあさん」にーーー OK 即申し込みーーー
最初に「普通の」と記したのは以前にマラソン参加でバリ島、ペナン島と特殊なのが有ったからーーー
知人の B 氏も行きたいと言うので 3 人で参加となる。
早速「冊子」が送られてくる。中にコマゴマと注意書きがあるが個人旅行をしている身にはほぼ問題ないことだ。
6 時半に車で家を出る。成田発アエロフロート SU-576 便は 13 時発だが充分余裕を持つのはすでに習慣だ。
時刻どおり出発だ。乗ってもまだ誰が「お仲間」か全然分らない。
約 10 時間の間に 2 回の食事、 問題なし、と言うかアエロフロートとは思えない?
モスクワでは現地時間 17 時半から 22 時まで待たなくてはならない!! 着いてから初めて知る!!
はっきり言って見るモノはなにも無い。さらに座る所が無い。いる場所が無い!
実はここ シェレメチェボ 2 は 1999 年、2001 年の 2 回ロシアに来ているから知っている。少しは良くなっている。
イスタンブル行きに乗る。成田からは A-310 だがここのは分らない。飛べば良い。
イスタンブル空港ですでに真夜中 12 時を過ぎている。ツアーでは夜中の心配が不要だ。
現地ツアコンのトルコ人の I さんが来ていて両替の所に張り付いている。心配なのかな?
1万円を 117,000,000 トルコリラに替える!!
午前 2 時に宿に入る。 ツアーとはこう言うものだ、と理解する。
かなりのホテルと思うがチョコッと寝るだけだ!
12月9日 (月)
多分夕べは寝たのは 3 時過ぎだろう。6 時食堂集合との事で 5 時に起きる。殆ど寝ていない。
昨日飛行機でかなり寝だめをしているせいか問題ない。
バイキングだが三食目の機内食が 11 時だから食欲はあまりない。
7 時半にバスが出るので外に出る。ツアーで送り込まれるとホテルがどの辺かがわからない。
バスに乗って初めて総勢が分る。 21 人+日本からの若い女性添乗員、トルコ人の男性ガイド、そして運転手。
出発!!! ボスボラス海峡が見えてくる。
海峡を渡る。 右手はチラチラとマルマラ海
バスはかなり古いが道は快調! 今日はカッパドキアまで行く、と言うのでビックリ! 日程表をろくに見てない!
多分、ツアー恒例の説明会 現地ガイドの日本語による丁寧な説明
「かあさん」はトルコは初めてだが私は 1998 年に続き二回目だ。前回は個人旅行だからバスは乗り合いだ。
しかしレベルはかなり良く今度のは「お下がり」では、と感じるほどだ。
サービスエリア
気温がかなり下がった感じ、
アンカラ郊外のレストラン(バスツアー専用のようだ)で昼食
一応説明が入るが説明するほどのモノではない。 キョフテとか言ったなーーー 味は悪くない。
便所は間違えないように
我がバス
日程表にはアンカラ市内観光と書いてあるが通りすがりに「アタチュルク廟」をチラッと見るだけーーー
前回見ているから個人的には理想の展開だ。
時間が厳しいのだと思う。カッパドキアまでは約 750 Km だ!
外の環境は一変する。 かなり急いでいるようだ。でもアクサライで暗くなる。
雪も降って速度は半減、 一面真っ白で道が分らない。 8 時半にたどり着く。
同行の B 氏と外に廻ってタイヤを見る。ノーマルだ!! 思わず顔を見合わせる。
スケジュールの都合上、部屋に行く前に食堂直行でバイキングの夕食だ。
「演出」は凄いがあまり美味しくない。
浴室の湯が出ない。朝入ろうーーー 寝るーーー
12月10日 (火)
6 時に起きて一直線に浴室へ!! 熱い湯がドッと出る!
丁度、外ではコーランの響きがーーー イスラム世界にいま居るんだ!
外へ出てみる。四つ星ホテルだ! ムスタファと書いてある。
日本人を乗せたバスが出て行く。見ているだけで 5 台だ。100 人は下らないだろう。
湯舟をイッパイにする日本人がイッパイいたら湯は出なくなるのは仕方が無い。
我々は連泊だからゆっくりだ! ユルギュップの町 バスで出発!
まず最大の見所、三姉妹、 早くしないとバスを停められない!!
ツアーの問題点は常に人がいること
なにせノーマルタイヤ
次はウチヒサール アッと驚く “ 商店街 ” 「客」より多くない?
何だかんだと言っても日本人は最大のお客様
個人営業
店が無ければ「美しい」奇岩群
これも商売!!
洞窟食堂でお昼、地下洞窟が有名だがこれはレストランとして近年掘ったモノ!!
鱒は半身だが味は良い
宿もレストランもそうだがアルコールは別料金。儲けのタネ。 我々のグループは誰も飲まないようだ。
ギョレメ地区、ゼルベ地区と「キノコ岩」をタップリ見て最後は「ラクダ岩」だ。
キノコの後は「キノコ」同様、世界遺産に含まれる「カイマクル地下都市」だ。
規模の大きさに驚く。説明では聞けなかった必要性と「残土」の処理が不明だ。
駆け足で廻るその間に含まれるのがツアーの「目玉」、お買い物時間だ。
その一 ジュウタン屋。我がグループは誰も買わない。 でも一定時間居なくてはならない!!
その二 陶器屋 我がグループは誰も買わない
その三 ワイン屋 B 氏も含めて数人購入した。(コレは翌日)
試飲と称してかなり頂いたのでお付き合いという事と思う。
宿に戻る
次ページに進む