2000年4月22日 (土)
NHK の放送で最近知ったトラムの町モストに向かう。
この先ドイツに行くので方向的には好都合だ。1 時間半でモストだ。
モストのスーパーマーケットは一等地、“ 解放前 ”は重要な施設じゃないかな?
放送では暗い感じだったが結構活気がある。
殆ど知識のない所、メインの通りのトラムだけで終わらせる。
峠越えでドイツだが途中デブリツェまでの約 30 Km は中小工業地帯だ。
旧東欧の例に漏れず廃工場が多い。
国境の手前では簡単な造りの “ 商店街 ” がある。
昨年チェスキークルムロフからリンツのチェコ側にもあった。理由は明白だ。ドイツからのお買い物だ。
更に道路脇に立つ「お嬢さん」を数十人見る。こちらに手を振る。身体の露出部分が多い。
カアサンはあたしゃ女だよ、とブツブツ言う。
昼間から “ 調達 ” する人がいるわけだ。国が黙認しているのは間違えない。
国境を越えてしばらくした所で DB ( JR ドイツ版)のキプスドルフ線の SL と出くわす。
即 U ターンして追い抜きビデオを回す。
ドレスデンは飛ばしてライプツィッヒで休む。
変化がものすごい中央駅、前はなかった地下街。
マルクト広場はお祭り騒ぎ、初めて見る手回し観覧車。 屋台のお店のソーセージをパクつく。
格好良すぎるゲーテさん
ニコライ教会
中央駅前のトラムは複々線
北に向かうアウトバーンの両側は風力発電の林
世界遺産、デッサウのバウハウス、3 ヶ所の施設(建物)と博物館を見る。理解出来た訳ではない。
予約してあるベルリンのイビスは一昨年泊まったベルリン市内から遠い、しかしアウトバーンから 2 分だ。
無論ベルリン何軒かで一番安い。
今日の宿 | ベルリン ibis ブランデンブルクパーク | 6470円 二人朝食付 |
レンタカー走行距離 510 Km
2000年4月23日 (日)
ロビーにはイースターバニーだ。ウサギにしてみれば朝から晩までかまわれるのでいい迷惑と思う。
今日はまず市街のトラムの町、シェーナイヘとシュトラウスベルクを写すことにする。
郊外の休日の朝は静かだ。
シェーナイヘの観光トラムが今日は動いている。
何と地元ファンが車で追いかけ回していて我々の停めるところがない。
コレにはカアサンもびっくり!
観光トラムだけで一般車両がこない。諦めて立ち去ろうとした時に一両やって来る。追いかけて写す。
もちろん通常車を一緒に追いかける地元ファンは一人もいない。
シュトラウスベルクに移動する。こちらもオールドタイマーだが現役普通車だ。
シュトラウスベルクは水辺の多い所、ベルリン周辺は全般的に水気が多い。
ベルリンに戻る
博物館島の見物も兼ねてこの周辺で主に写す
無賃乗車は罰金です!
旧東独独自の歩行者信号
アレキサンダープラッツ駅前のテラスのレストランで夕食にする。
一等地なのに安くて美味しくて腹一杯の三拍子。
海外で初めて 12 時近くに宿に戻る。
今日の宿 | ベルリン ibis ブランデンブルクパーク(二泊目) | 6470円 二人朝食付 |
レンタカー走行距離 245 Km
2000年4月24日 (月)
よく分らなかったがどうも昨日がイースターだったようだ。
前を通るアウトバーンの車が少ない。トラックはゼロだ。今日も休日かな?
ヴォルタースドルフのトラムは次回にして 10 時過ぎに出る。
世界遺産のクヴェトリンブルク、前回来たヴェルニゲローデと同じく第二次大戦で破壊されなかった町だ。
ベネディクト教会
ホントだとすごい! 昔からの民家
( i ) はまだイースターの飾り
マルクト広場、静かだ。
お城の山から
城内シュテフト教会。
今日は温度が上がらない。むしろ下がる。
山を下りても広場は無人だ。でも屋内のカフェにはかなりの人だ。寒くて逃げ込んだんだろう。
我々も車に逃げ込んで次の世界遺産ゴスラーに向かう。つまりヴェルニゲローデをスキップする。約 60 Km だ。
同じハルツ山地の麓だがこちらは旧西ドイツだ。雰囲気はそっくりだがインフラが整っているように感じる。
ゴスラーの町並
完璧に整備された石畳、ハーフティンバー(木組みの家)
下は車が通れる幅がある。
マルクト広場の仕掛け時計は 6 時から
鉱山の採掘が仕掛け人形の物語
ブライテン通り
今日は予約無し飛び込みでブライテン塔にあるペンションブライテン塔に泊まる。
今日の宿 | ゴスラー H ブライテントーア | 7800円 二人朝食付 |
レンタカー走行距離 387 Km
2000年4月25日 (火)
昨日のテレビでハノーファー、ハンブルク方面のアウトバーンの渋滞をやっていた。
昨日急に人が少なくなったので不審に思っていたが観光地から観光客が帰途についたんだ!
昨日まで休日だったんだーーー
知らないとは言え偶然一日遅れで今日ハルツから離れる。巻き込まれないで助かった。
2 回目の小包を郵便局から日本に送る。
床屋と美容院が一つの建物の右左だ。カアサンも私も丁度行きたいと思っていたので入る。
二人とも同額で 27 マルク、約 1450 円だ。
外に出ると賑やかだが昨日と違って学生の団体だ。さすが世界遺産だ。
12 時にゴスラーを出る。
一昨年写したブラウンシュバイクが夕方だったので今通りがかりなので場所を変えて押さえる。
ブラウンシュバイクのトラム
2 時間程で切り上げてカッセルに向かう。予約しているイビスは例によって数軒の内、最安だ。
しかしアウトバーンからすぐで中心から遠くない。
荷物を降ろしてから ICE ヴィルヘルムスヘーエ駅の駐車場に停めてトラムを追う。
毎回どこでも最初に一日券購入だ。8.5 マルク、約 450 円。
ヴィルヘルムスヘーエ城に行く。トラムの終点だ。
ここは今回イタリアで見たカゼルタ宮殿のように遙か丘の上から庭園に水を滝のように引く方式だ。
当然広いので今回は一番下のお城だけで済ませる。
直下の停留所から乗ったついでに中央駅に行く。駅前のモニュメント
フリートリッヒ広場前のトラム
ヴィルヘルムスヘーエ駅に戻る。トラム停留所。
今日の夕食はケバブ、非常に美味しい!
今日の宿 | カッセル ibis カッセル | 6560円 二人朝食付 |
レンタカー走行距離 173 Km
2000年4月26日 (水)
今朝も今夜の宿を取って貰う。イビスブレーメン
昨日ブラウンシュバイクからハノーファー経由で通ったアウトバーン 7 号線を戻り
途中の世界遺産のヒルデスハイムに寄る。
今朝ここのマルクト広場を囲む建物が素晴らしいと聞いてきた。
今日は広場は屋台の店で埋め尽くされている。 広場の仕掛け時計。
ほかにも見所はいっぱい 大聖堂
大聖堂の内部
聖ミカエル教会
内部
アンドレアス教会の階段は 364 段、地上 75 m
ここから一気に 150 Km 飛ばしてブレーメンイビスは町のど真ん中で車を入れるのに 15 分掛かる。
会員にはコーヒーカップとチョコレート!
今日の宿 | ブレーメン ibis オスタートーア | 7530円 二人朝食付 P |
聖ペトリ教会とトラム
レンタカー走行距離 295 Km
2000年4月27日 (木)
今日からハンブルクイビスに二泊する。すぐそこなので通り過ぎて世界遺産のリューベックに行く。
ところがハンブルクの手前でアウトバーン 1 号線が渋滞で僅かずつしか動かない。
リューベックにはハンブルクを抜けないとダメだがこの道はハノーファーからの 7 号と合流して更に混むはずだ。
手前の 261 号に曲がってハンブルクの西に向かい 7 号の先の部分に出る。
ここもかなり混んでいるが止まることはない。
エルベ川をトンネルで抜ける。エルベ川を渡るのはアウトバーン 2 本だけだ。将来必ず増設されるはずだ。
261 号はリューベックに向かわない。キールやデンマーク方面だ。
50 Km 進んで出て一般道 206 号で東に横切って満開の菜の花畑の中をリューベックに着く。
リューベック ホルステン門
トラムは無いので市内観光は二階建て周遊バスでーーー 一人 9 マルク、約 500 円。
前に見える門を潜るときは二階の客は全員悲鳴!! ここは地盤が悪いせいか「斜塔」が多い。
降りたところにはタイミング良く EIS(アイス)屋さん
帰りは 1 号線は混んでいないと思うが下の道もあるので行く。案の定、こちらも菜の花畑だ。
ハンブルクに戻る。
今日の宿 | ハンブルク ibis アルスター | 8410円 二人朝食付 P |
呼び込みにつられて前回ポルトガルでも食べなかったポルトガルレストランで頂く。シーフード料理だ。
レンタカー走行距離 255 Km
2000年4月28日 (金)
朝のうちに車を返してしまう。一日当たりで先日の BMW より高い。BMW が特殊な条件だったからと思う。
レンタカー走行距離 1 Km
(フォードフィエスタ)レンタカー走行距離計 4399 Km
最初の フォード Ka (イギリス) 38270円(一日当り 9570 円
次の BMW320D(フランス) 137330円(一日当り 5090円
最後の フォードフィエスタ(ドイツ)230610円(一日当り 10980円
ここも昨日同様観光のみなので二階バスで市内を巡る。22マルク、約 1200 円、リューベックの 2 倍以上!
観光バス
バスからエルベ河畔に外輪船が見えたので昼過ぎにとって返し乗る。
外輪船のチケット
広場はここでも屋台で満杯
市内交通
エロチカ美術館なる所に入る。以前のコペンハーゲンに次いで 2 軒目だ。 好きだね!!!
こちらで初めて寿司屋で寿司を頂く。今回の旅で一回の夕食では最高額、一人 2100 円!!!
今日の宿 | ハンブルク ibis アルスター(二泊目) | 8410円 二人朝食付 P |
2000年4月29日 (土)
7 時 29 分発コペンハーゲン行き EC に乗る。デンマーク型のジーゼルだ。
昨年逃したノルシェーピンのトラムを押さえなくてはならない。ストックホルムの手前だ。
ハンブルクからストックホルムへのチケット、他に二枚でセット
ドイツ、デンマーク間は車ごとフェリーだ。無論デッキに出られる。
コペンハーゲンで乗り換えてスエーデンに向かう。
前回はここも車ごとフェリーだったが今回は列車は通しではない。つまり荷物を持ってフェリーの乗り降りをする。
今までずっと車だったから気分的に荷物が重く感じられる。
ヘルシンガーからヘルシンボリへのフェリー、 世界遺産のクロンボー城が見える。
ヘルシンボリからは更にハセルホルムでスエーデンの新幹線 X-2000 に乗り換えて 6 時 20 分に着く。
ノルシェーピン、駅の近くで来たのを押さえる。
さてストックホルムへだが今日は駅員がもういない。チケットはあるが指定券がない。
自販機があるのだがどうしても使えない。聞く人もいない。
道路反対側にバスターミナルがある。試しに行ってみると一日 3 本のが 10 分後に来る。即チケットを買って乗る。
窓からはウサギ、鹿、一回だけトナカイを見る。動物園だなーーー 良く作物が出来るなーーー
ストックホルムの宿はグッドモーニングシッドと言ってイビスで押さえてくれた姉妹ホテルだ。
今日の宿 | ストックホルム グッドモーニングシッド | 6670円 二人朝食付 |
2000年4月30日 (日)
窓が大きく出窓になっていてつまり全体が広く快適
今回は最近開通したライトレールを追いかける。
端から端まで押さえる。と言うより走っているところだけ、他は線路は出来ているがまだ走っていない。
以前から有るスカンセン島に行く観光トラムに移動、休日に走るレストラン電車を押さえる。
一日券が使える観光客サービス、勿論何かを頂かなくてはいけない。
小さな島がいくつもありフェリーが頻繁に行き来している
パリに行くため空港へ
今年開通したばかりの空港行きアーランダエキスプレス、約 1450 円と高い。
パリ行き A-320 は順調に飛んでエッフェル塔が見えたらパリ!
予約してあるドゴール空港イビスホテルに行く。
今日の宿 | パリ ibis ドゴール空港 | 7450円 二人朝食付 |
2000年5月1日 (月)
日本行きは夜 11 時 25 分だ。荷物を預けて RER(郊外電車、中心部は地下)で“ パリ ” に行く。
カアサンは友人からルイヴィトンの何とかを頼まれている。だがパリがおかしい!!
ルーブルからヴァンドーム広場に向かう道には警官隊だ。店が開いていない。
たまたまレストランから出てきた日本の若い女性群に聞いてみる。 メーデーでルイヴィトンは開いていないそうだ。
一気に予定を変えて「仕事」をする。ラデファンスに行きトラム 2 号線の “補強 ” をする。
ラ デファンスのホーム、
一昨年ここに来た時はトラムは一日券適用外だった。今回は OK だから全線乗りながら押さえる。
終点まで行く。セーヌ川の対岸はブローニュの森だ。今まで “ 忙しくて ” 中に入っていない。
今日は時間がたっぷりだ。
たどり着いた森はパリ市民が全部押し寄せた感じで子供も多い。サイクリング、ローラースケートなども走る。
観光客が見当たらないのが面白い。
結局南の端から北の端まで約 5 Km 歩いてしまう。
RER でエッフェル塔に行ってみる。ここはほぼすべて観光客と唖然とするほど対照的!
更にセーヌ川を渡ってシャイヨー宮に行く。一昨年ワールドカップの式場を作っていた所だ。
地上部分を走るメトロ 6 号線でモンパルナスに来たところでそろそろ帰ろうかと思ったら大事件だ!
メトロが故障だ!!
皆が動き出す前にーーー
簡単に記す。13 号、9 号、5 号と乗り継いで北駅で RER に乗れた。
RER も止ったらと、考えたら冷や汗が止らない!!!
空港の免税店でカアサンの依頼されたルイヴィトンが買えてカアサンの面目が立った。
自分のものでルイヴィトンなんか買ったことがないもんなーーー
4 月 14 日に戻る